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カネボウ 白斑後遺症に「慰謝料」検討6月26日 14時30分
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カネボウ化粧品の「美白効果」をうたった化粧品の利用者に、肌がまだらに白くなる症状が出た問題で、会社側は、回復傾向が見られない被害者に対して、後遺症の慰謝料に相当する補償の支払いを検討することになりました。
カネボウ化粧品の「美白効果」をうたった化粧品を巡っては、先月末の時点で、およそ1万8900人に肌がまだらに白くなる「白斑(はくはん)」と呼ばれる症状が確認されており、会社側によりますと、このうち7144人は症状が完治したか、ほぼ回復しているということです。
一方で、回復が遅れている人や回復傾向が見られない人もおよそ4000人おり、このうち、治療が長期化している人に対しては、治療費や通院の交通費のほかに、精神的な苦痛に対する慰謝料の一部、さらに休業補償を一時金として支払うことをすでに決めています。さらに、カネボウ化粧品は26日、今なお回復傾向が見られない被害者に対して、一時金に加えて、後遺症に対する慰謝料に相当する補償の支払いについて検討することを明らかにしました。
会社側は、ことし8月までに、対象となる4000人を個別に訪問して、補償について説明を行うことにしています。
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