6月 302014
 

カードローン地獄の人で貯金がある人っていないだろうと思うんですが、PART3までを読んでいただいて、自分の家計簿ができた人は、ここから余ったお金を貯金しようとするんです。

貯金したい気持ちはよくわかるんですが、これは完済までは絶対にやっちゃだめです。

その理由は、完全に無駄になるからです。

具体的に例を使ってご説明します。

 

 

■借金があって貯金をすることの無意味さ

「何かあった時のために」と言う意味で貯金を始めるのは、心構えとしてはいいことです。
消費者金融からの借入がある場合には、この「何かあった時のために」は考えない方がいいです。

とにかく返済を最優先に考えることです。

それでは例を使ってご説明します。

■例
・消費者金融からの借入額:30万円
・利率:15%
・毎月の返済額9,000円
・毎月貯金しようとしている金額2万円
・貯金した場合にもらえる利息0.1%

上記の例を1年間ベースで考えると、消費者金融から借りている金額に対する利息は年間45,000円になります。
毎月2万円貯金して年間で24万円たまり、それに対して付いてくる利息はMAXで240円です。

 

■もし毎月の2万円を貯金じゃなく、返済に回していたら?

もし毎月の2万円を貯金じゃなく、返済に回していたら、24万円×15%=36,000円の利息が安くなります。
ここまで来ると貯金の無意味さがわかると思います。

1年だからこんな金額ですが、これが2年3年となると額はすごいことになります。

 

■毎月の返済額の内訳を知る

例で毎月返済額は9,000円となっています。
この9,000円の内訳を見たことがある人はいらっしゃるでしょうか?

借入当初の返済内訳の7割から8割は利息に充当され、残りが元本に充当されます。
※元本とは借りた金額のことです。

 

だんだんと返済が進んでいくうちに、この割合が逆転するのですが、この返済方式では、
借入当初から1年ぐらいは元本がほとんど減りません。

9,000円返済しているのに、元本が減るのは毎月2,000円ぐらいです。

 

ほとんどのローンがこの返済方式を採用しているので、借りた側は、必然的に多くの利息を払うことになっています。

 

■毎月の余りが出たら、即返済すること!!!

自分の家計を見直して、毎月余りが出るようになったら・・・

使わずに即返済です。
どんなメリットがあるかと言うと、上でお話しした毎月の返済9,000円は消費者金融との取り決めで、約定返済と言います。

 

この約定返済は元金と利息の割合が変わらないのですが、余ったお金を返済するとほぼ100%元金の返済に充当されます。

余ったお金を返済に回すことで・・・

1、元金が減る
2、毎月返済額の元利の内訳が変わる
3、毎月元金に充当される割合が増える。

いい事ずくめです。

計画的じゃなくてもいい、毎月できるだけ多くの金額を返すようにすると完済までの道のりが近くなります。

これ大事!!!!!毎月余りが出たら返済に回す!!

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