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「地下銀行」で中国に10億円不正送金か
7月2日 12時30分

「地下銀行」で中国に10億円不正送金か
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インターネットバンキングの不正送金に関わったとして、中国人のグループが逮捕された事件で、被害金を回収したとして逮捕された女がいわゆる「地下銀行」を営み、中国に不正に送金していたとして銀行法違反の疑いで再逮捕されました。
警視庁は、女がこれまでにネットバンキングの被害金を含めておよそ10億円を中国に不正送金していたとみて調べています。

再逮捕されたのは中国人で東京・江戸川区の林秀美容疑者(42)です。
警視庁の調べによりますと、林容疑者は、ことし4月から5月にかけて、国内に住む3人の中国人の顧客から依頼を受けて、「地下銀行」を営み、合わせて130万円余りを中国に不正に送金していたとして、銀行法違反の疑いが持たれています。
林容疑者ら中国人の男女13人はインターネットバンキングの不正送金に関わったとして逮捕され、警視庁は去年を含め、6億円以上の被害に関わっているとみて捜査を進めてきました。
その結果、林容疑者が中国の福建省にいる男と、依頼者から送金額の1%の手数料を受け取ったうえで、地下銀行を営んでいた疑いが強まったということです。
調べに対し、林容疑者は逮捕容疑を認めたうえで、「10年くらい前から地下銀行を始め、およそ100人の中国人の顧客から合わせて10億円くらいを不正に送金した」などと供述しているということです。
警視庁は林容疑者とともに地下銀行を営んでいた中国にいる男の特定を進めています。

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