EMなるもの
こんにちは。
以前からとても気になる物があるのですが、それがタイトルにも書いたEMです。
シャボン玉石けんもこれを入れた「EM石けん」を出しているのですが
使えば使うほど、環境が良くなるそうです。
本当にそうであれば、もの凄いことで、それこそ国を挙げてのプロジェクトにも
なりそうですが、今のところ聴いたことがありません。
すでに何か動きがあるなら私の勉強不足で恥ずかしいですが、本当に
環境にいいのでしょうか?
EM環境機構なるサイトです。
http://www.emro.co.jp/
- シャボン玉EM石けん猪ノ口 幹雄/2005年08月17日 21:42
- Re: シャボン玉EM石けんマカ/2005年08月18日 23:16
- Re^2: シャボン玉EM石けんクロワッサン/2005年08月19日 12:58
- 弊社の企業理念について猪ノ口 幹雄/2005年08月22日 11:36
- Re^3: シャボン玉EM石けんマカ/2005年08月19日 16:04
- Re^4: シャボン玉EM石けんKay's/2005年08月22日 10:51
- Re^5: シャボン玉EM石けんマカ/2005年08月23日 17:25
- Re^6: シャボン玉EM石けんとびいり/2005年08月25日 09:07
- Re^7: シャボン玉EM石けんマカ/2005年08月25日 14:25
- Re^4: シャボン玉EM石けんとびいり/2005年08月22日 09:18
- Re^2: シャボン玉EM石けんマカ/2005年08月19日 10:29
- Re: シャボン玉EM石けんNAO/2005年08月18日 15:31
- Re: EMなるものクロワッサン/2005年08月14日 20:01
- Re^2: EMなるものNAO/2005年08月15日 00:42
-
シャボン玉EM石けん
猪ノ口 幹雄NAOさん、クロワッサンさん、こんにちは。
EM菌についてはクロワッサンさんがお書きのようにただの菌ですが、EM菌から土着微生物にかえた熊本・高森町立高森東中学校の例が参考になると思いますのでご紹介します。
http://www.ruralnet.or.jp/syokunou/200404/04_dotyaku.html
> シャボン玉石けんもこれを入れた「EM石けん」を出しているのですが
> 使えば使うほど、環境が良くなるそうです。
研究者や国などでは科学的裏付けが希薄であるため評価されていないEM菌を石けんに混ぜることで、「使えば使うほど、環境が良くなる」という客観的なデータがあれば示して欲しいものです。
pH3〜4といわれる酸性物質であるEM菌を石けんに配合すれば、石けんの弱アルカリ性は中和され、石けんの洗浄力は減少もしくは無くなることは常識ですが、洗濯用「無添加」石けんからEM石けんへと、シャボン玉石けんのオカルト路線は一段と拍車がかかったようです。 -
Re: シャボン玉EM石けん
マカシャボン玉EM石鹸は使用しておりませんが、
EMを水の代わりにして廃油石鹸を作っています。
EM石鹸で環境をどのくらい改善するか分かりませんが
泡立ちはとても良く、廃油ながら臭いもなく、色も白く
数年放置していても酸化臭がしません。
洗濯に使うならば、普通の石鹸に比べて
少量であわあわ洗濯ができます。
石鹸だって自然に加われば全くの善ともいえません。
EM石鹸も同じだと思います。環境の条件次第でしょう。
酸とアルカリといった一元的な考えではフォローしきれないと
思うのですが・・・。
EMが完全に眉唾ならば、この廃油石鹸の状態は何なのかと思います。
私はEM信者ではございませんが、
気に入って続けている人がいるだろうものに対し
「オカルト」と仰るのは、いかがなものかと思います。 -
Re^2: シャボン玉EM石けん
クロワッサンこんにちは、マカさん。
私は手作りの石けんを販売しているショップオーナーですが、
> EM石鹸で環境をどのくらい改善するか分かりませんが
> 泡立ちはとても良く、廃油ながら臭いもなく、色も白く
> 数年放置していても酸化臭がしません。
石けんと言うのはそういうものです。しっかり鹸化させれば原料が廃油でも酸化臭もせず白い石鹸になります。この場合の仕込み水のEMは鹸化を妨げることはなくても、それ以上のものをもたらすことは無いように思います。
> 酸とアルカリといった一元的な考えではフォローしきれないと
> 思うのですが・・・。
洗濯、洗浄に限って言えば、それが全てだと思います。
最後に、
> 私はEM信者ではございませんが、
> 気に入って続けている人がいるだろうものに対し
> 「オカルト」と仰るのは、いかがなものかと思います。
私はEMを否定も肯定もしませんが、この掲示板上でシャボン玉の製品を執拗に攻撃する百貨さんの姿勢には疑問を呈します。
「オカルト」呼ばわりもシャボン玉ユーザーに失礼ではないでしょうか。
(楽天さんとの係争といい、消費者に見せてはいけないショップの裏側を晒し過ぎです。思想を貫くのであれば、それを利用して商売をするのはやめたほうがいいです。) -
弊社の企業理念について
猪ノ口 幹雄みなさん、こんにちは。
弊社のシャボン玉石けんおよび楽天への批判的な見解に対するご意見にお答えします。
> 私はEMを否定も肯定もしませんが、この掲示板上でシャボン玉の製品を執拗に攻撃する百貨さんの姿勢には疑問を呈します。
「シャボン玉の製品を執拗に攻撃する」とのご指摘ですが、当サイトが問題視しているのは、シャボン玉の「製品」ではなく、その「商法」です。
同社の問題点についてはここ石けん楽会で繰り返し議論されていますので、蒸し返しませんが、相変わらずの炭酸塩攻撃を改めず、さらに弱アルカリ性の石けんに酸性物質であるEM菌を混ぜ、
「EMを配合していますので、排水は環境浄化につながります。」
とする誤った謳い文句は見過ごすわけにはいきません。
又、リンス以外のEM関連商品にはEM菌を成分として表示していませんので、不当表示の疑いもあります。
シャボン玉石けんは「高い利益率を利用して、巨額の宣伝費を使い、うまくムードを作った方が勝つ・品質は関係ない。」「バカな消費者ほど儲けさせてくれる」(森田光徳著「自然流せっけん読本」農文協)として大手企業の宣伝広告による消費者戦略を批判していながら、自らTVコマーシャルなどを行っています。
当サイトが設立以来一貫してシャボン玉石けんの「商法」を批判しているのは、他の石けんメーカーへの攻撃や非科学的な情報が多い同社の宣伝文句は石けんの普及にとって障害となっているばかりでなく、石けん業界全体の世間的な風評を左右しかねないからです。
後日同社の液体石けんの販売に関する問題点も指摘します。
> 「オカルト」呼ばわりもシャボン玉ユーザーに失礼ではないでしょうか。
ユーザが気に入ってお使いになることはご本人の自由ですが、メーカーや販売者には商品に関する正確な情報を提供する責任があります。
ですから誤った情報に対する批判は当然のことで、シャボン玉石けんのEM石けんを使えば環境浄化につながるとの謳い文句はオカルトそのものです。
ネットでちょっと検索すればEM菌に関する情報は山のように見つかりますが、その効果を証明する科学的なデータは出てきませんし、EM菌の開発者が「良い波動が出る」「飲めば癌が治る」と発言している等、常識の範囲を超えていることがその根拠です。
誹謗中傷は許されないことですが、根拠のある批判は大切であり、誤った情報を放置することの方がむしろユーザーに対して失礼なことであると考えます。
> (楽天さんとの係争といい、消費者に見せてはいけないショップの裏側を晒し過ぎです。思想を貫くのであれば、それを利用して商売をするのはやめたほうがいいです。)
「消費者に見せてはいけないショップの裏側」とは何を指してのことでしょうか。クロワッサンさんはショップオーナーとのことですので敢えて申し上げますが、「利用して商売」との根拠のない誹謗はお控えください。
7月1日に当店楽天店舗が「改装中」になってから、弊社のネットショップの売上は約40%ダウンしており、回復にはかなりの時間を要するでしょう。
この売上ダウンの一要因として、楽天ファンの方々が当店から離れたことが考えられます。
それでも半数以上の方々から以前と変わらぬご愛顧を頂いていることに、この場を借りて深く感謝いたします。
楽天側のフリーハンドの規約の改定に異議を唱えずに従っていれば、弊社の当面の商売は安泰でしょうが、長期的に見た場合、ネットショップが健全に発展していくことは考えられず、最終的にはユーザーの皆様の利益にも影響します。
最近の例では、7月下旬に問題になった楽天トラベルの料金値上げが、国際観光旅館連盟など組織をもった旅館やホテルの反発で楽天側の思惑通りにすすまなかったことは、組織をもたないネットショップの今後を考える時に大いに参考になると思います。
商売を上手くやるには、メーカーが一所懸命考えたであろう売り文句を利用し、どことも争わず、仲良くすることだろうと思いますが、弊社は誤った情報を放置するつもりはありません。
当サイトのこのような運営方針をご理解頂きたいと努力しておりますが、全ての方にご理解頂くこと非常に難しいことだと思います。
弊社の企業理念の基本は、「石けんが大好きで、論理的・合理的・科学的精神を大切にする」方々と共に当サイトを運営していくことです。 -
Re^3: シャボン玉EM石けん
マカこんにちは、クロワッサンさん。
> 私は手作りの石けんを販売しているショップオーナーですが、
>
> > EM石鹸で環境をどのくらい改善するか分かりませんが
> > 泡立ちはとても良く、廃油ながら臭いもなく、色も白く
> > 数年放置していても酸化臭がしません。
>
> 石けんと言うのはそういうものです。しっかり鹸化させれば原料が廃油でも酸化臭もせず白い石鹸になります。この場合の仕込み水のEMは鹸化を妨げることはなくても、それ以上のものをもたらすことは無いように思います。
もちろん、EM無しの廃油石けんと比較してのことです。
私も既に120バッチほど作っていますから経験が少ないとは思いません。
「そういうもの」と言われるとそうですが・・・(笑)
そもそもクロワッサンさんは
実際にEMを体験したことがあるのでしょうか。
頭を固くして理論で効果を判断するには
勿体無いものではありますよ。
> > 酸とアルカリといった一元的な考えではフォローしきれないと
> > 思うのですが・・・。
>
> 洗濯、洗浄に限って言えば、それが全てだと思います。
ではなぜ合成洗剤は中性でも汚れが落ちるのでしょう。
界面活性剤の存在を忘れてませんか。
ショップオーナーさんならご存知でしょうが
手作り石けんの洗浄力の高さはグリセリンが残っているからでしょう。
EMでは菌が作り出す抗酸化物質としての酵素です。
洗浄が酸とアルカリの化合に過ぎないというのは
余りにも短絡的だと思います。 -
Re^4: シャボン玉EM石けん
Kay'sはじめまして。Kay'sと申します。
マカさんは石けんを作る際にEMを水の代わり・・・ということでしたが、
アルカリで鹸化させる時にEM菌を入れているということでしょうか?
それでしたらあまりにも環境が厳しく(アルカリの中で煮られると!)、菌も生きてはいけないと思いますが・・・
身近に住んでいる普通の細菌は、一般的にアルカリの環境では生きられません。
また、もしEM菌が酵素を作り出したとしても、弱酸性の環境を好むEM菌の酵素なら弱アルカリ性では働かないのでは?
菌の出す酵素はあくまでも菌自身のために作ってますから・・・
中性で汚れが落ちる合成洗剤は、そもそも石けんと違って強酸と強アルカリの塩なんで、比較にはならないですね。
グリセリンも、泡立ちや泡持ちを良くしたりはしますが、洗浄力には関与しません。
手作り石けんが洗浄力が高いのは、アルカリが強いからではないでしょうか・・・
(pHをきっちり測りながらアルカリの量を入れられるとよいのですが) -
Re^5: シャボン玉EM石けん
マカ何だか話が複雑な方向に行ってますね。
知識を挙げられている点にも反論はいろいろありますが
そんなことは正直なところ、どうでもいいんです。
私の使用感では、EMを使った石けんの方が
「気持ちよい」んです。それだけです。
皆さんが石けんを愛されているのも
環境問題よりも先に
まず使用感が「気持ちよい」からではありませんか。
それぞれが、それぞれの生活をしていて、その中で
自由に試したり作ったり工夫したりする、
それが石けんの楽しさの根本だと思います。
ここにいらっしゃる皆様は
合成洗剤は悪で石けんは善。洗浄力=アルカリ。
と、凝り固まってらっしゃるように思えます。
EMも楽しいですよ、と言った私を否定することが面白いのかしら? -
Re^6: シャボン玉EM石けん
とびいり> EMも楽しいですよ、と言った私を否定することが面白いのかしら?
誰もあなたのことを否定していないと思いますよ。
石鹸に入れる材料としてのEMを否定しているだけです。
私自身、EM愛用者ですが、石鹸の材料としてのEMには疑問を
感じています。
たとえばの話ですが、EM菌を配合せずに作った石鹸で洗顔し、
水で薄めた培養液ですすぎ洗いをする。
こういった使い方のほうが効果的に使えるはずですよ。
使用感などの気分の問題については、個人の自由ですから
それこそ、論議の材料にすること自体どうなんでしょう?
屁理屈ばかりいって否定されるなんて思わずに、
事実として受けとめる姿勢も大事だと思いますよ。
ちなみに、EM関係某所の担当者さんにメールし、
石鹸にEM菌を混ぜて有用なのか?と問い合わせたことがありますが、
石鹸の化学をご理解できていない方のようで
とてつもなくチグハグなお返事をいただきがっかりしたことがあります。
推進している人がしっかり回答できないうちは
小ばかにされても仕方ないってのが現実なのでしょうね。
とても残念な話です。 -
Re^7: シャボン玉EM石けん
マカ屁理屈、小ばか・・・
何という言い方をされるのでしょう。
物凄く攻撃的ですね。傷つきます。
個人的な使用感や憶測で話をして
申し訳ございませんでした。
もう二度と来る勇気はありません。
今後は、のびのびお話されてください。 -
Re^4: シャボン玉EM石けん
とびいり> EMでは菌が作り出す抗酸化物質としての酵素です。
横レスごめんなさい。
EM菌の作り出した酵素ってものは、
アルカリに負けてしまわないのでしょうか?
シャボン玉さんのEM石鹸も使ったことがありますし、
EM菌培養液を混ぜた手作り石鹸を作ったこともあります。
長期保存したことがないので、個人的な見解を書けずにおりますが
酵素の存在がもっと明確になればいいのに、、と
思っているとこでした。
EM菌を推進しているHPでの手作り石鹸に関する記述には
少々疑問を感じておりますが、”まゆつば”とは言い切れない
部分も感じているところです。
どなたか、ご存知でしたら教えてください。 -
Re^2: シャボン玉EM石けん
マカ追加です。
私はEMで界面活性の能力がアップするのではと思ってます。
酸なので鹸化率が下がるのは理解できますが
PHを把握して鹸化させれば余剰はなくなります。
石鹸に炭酸塩を足してアルカリ性を上げるか
EMで仕込んで界面活性力を上げるか
どちらが洗浄力が高くなるかは一概に言えませんよね。
粉石けんでも、各メーカーどんな油脂を使うかという
こだわりがありますよね。
「水」の部分を変えたという点で
シャボン玉の試みは新しいと思うんですが。 -
Re: シャボン玉EM石けん
NAO猪ノ口さん、こんにちは。
眉唾でしたが、やはりそんな感じなんですね。
石けんは環境に優しいといっても人間が作ったものですから、使いすぎには注意しないといけませんが
「環境に優しい」なん言ううたい文句を、鵜呑みにする人がいるんじゃないかと心配です。
高森町立高森東中学校の話、面白かったです。
学校全体で取り組む、生徒達の真剣さが伝わってきます。
土着菌に変えてから、EM菌はどこへやら・・・。
Aの川を綺麗にするには、Aの川に住む土着菌との考えは「なるほど!」です。
でも、一番大切なのは↓
大分県の大野川や宮崎県の五ヶ瀬川の源流が校区にあり「源流に住む者として、汚い水は絶対に流さない!」という生徒たちの誓いがあったと聞いています。
『汚い水は絶対に流さない!』 ですよね。 -
Re: EMなるもの
クロワッサンNAOさんはじめまして。
ひょっとして手作り石けんのサイトでお見かけするNAOさんでしょうか。(違っていましたら失礼)
同じく手作り石けんのgioさんのサイトでEMを絶賛されていた方がいらっしゃったので、そうかなと思いました。
ご質問のEMですが、私個人の意見としては、これはただの菌です。EMは地方自治体や生協などがごぞって使用を推奨している現状がありますが、そんなにすごい物質などこの世に存在するわけはありません。
EMの効能は話3割くらいに聞いておけば良いと思います。10年ほど前ですが、EM神話を斬るの様な形で各週刊誌が取り上げていましたよ。
認識としては実験では素晴らしい成果をあげるが、汎用には向かない試薬のような認識だと思います。
納豆菌で汚水を浄化すると言う話を聞いたことはありませんか?あれも、実験では素晴らしい結果を出した菌でしたが、実際の環境浄化にはまだまだクリアしなければならない点が多々あります。EMも同じようなものです。 -
Re^2: EMなるもの
NAOクロワッサンさん、こんにちは。
早速、ありがとうございます。
> ひょっとして手作り石けんのサイトでお見かけするNAOさんでしょうか。(違っていましたら失礼)
たぶん、それは私だと思います(^^ゞ
gioさんのところに行ってきました。
宣伝してるみたいで、ちょっと引きました。
10年前に話題になったいたのですか?「週間〜」のような雑誌は全く見ないので知りませんでした。
やっぱり、そうですよね。そんなに上手くいくわけないですよね。
そうだったら今頃、河川が綺麗になってるはずですもんね。
実際には環境に悪くはないが、たいした効果もないといったところなんですね。
納豆菌の話は、聞いたことがあります。だいぶ前のような気がしますが。
静かに見守ることにします。
ご丁寧に、ありがとうございました。