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小保方氏、いきなり休んだ!STAP検証実験参加初日、体調不良で

2014年7月2日6時0分  スポーツ報知
  • センター周辺には報道陣も詰めかけたが、小保方氏が姿を見せることはなかった

 STAP細胞論文問題で、理化学研究所(理研)は1日、小保方晴子研究ユニットリーダー(30)が、理研発生・再生科学総合研究センター(CDB、神戸市)での検証実験に参加するための1日の出勤を見合わせたと明らかにした。朝、小保方氏から理研に「健康状態が良くない」と電話があったという。STAP細胞の実在性を検証する大事な実験への合流初日。参加が決まった前日に「最大限の努力をして参る」とコメントしたばかりだった。

 「STAP細胞はあります」という言葉の正当性を、自ら実験に参加して証明する機会を手にした小保方氏。だが、検証実験への合流初日に、その姿はなかった。

 CDBの広報担当者によると、この日の朝に小保方氏から理研に、「健康状態が良くない」と電話があったという。広報は今後の出勤について、「当日の体調をみながら判断していくことになると思います」と説明。小保方氏の代理人を務める三木秀夫弁護士は、大阪市内で取材に応じ「小保方氏の平穏が確保されるまでは、センターに出勤するのは難しいのではないか」と話した。

 前日に理研は、STAP細胞が存在するかどうかを検証するために行っている実験に、実験をビデオで記録するなど透明性を確保した上で小保方氏が参加すると発表した。期間は7月1日から11月30日の5か月間。本人もコメントで「誰もが納得がいく形で、STAP細胞の存在を実証するために最大限の努力をして参る所存です」と意気込んでいたはずだったが、限られた参加期間の初日は、“お休み”となった。

 理研によると、検証実験チームは2日に、小保方氏が加わった検証実験の流れや透明性を確保する具体的な方法について、あらためて明らかにする予定。実験責任者である相沢慎一特別顧問らが出席。ただ、小保方氏は、2日も出勤するかどうかは未定だという。これまでは、メールや電話を通じた助言の形で検証実験に参加してきたとされる小保方氏。「生き別れた息子捜し」と表現したこともある検証実験を、自身の手で本格的にスタートさせるまで、時間がかかる可能性もある。

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