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スイス奇跡起こらず…引退の名将ヒッツフェルト「誇りに思う」
2014年07月02日 11時00分

【ブラジル・サンパウロ1日(日本時間2日)発】(W杯決勝トーナメント1回戦:アルゼンチン1-0スイス)

 名将の戦いが終わった。1日(日本時間2日)の決勝トーナメント1回戦、スイスは優勝候補のアルゼンチンを最後まで苦しめたが、終了間際にメッシ(27)とディマリア(26)のホットラインに沈んだ。今大会を最後に監督業からの引退を表明しているオットマー・ヒッツフェルト監督(65)にとって“最後の試合”となった。

「この試合が最後とは思わない。私は準々決勝を見据えている」と前日会見で話していた通り、前半から互角の勝負を演じた。監督の花道を飾ろうと選手たちも全力を尽くした。絶望的な1点を奪われた後もあきらめることなく攻めの姿勢を見せ、延長後半アディショナルタイム1分にはMFシャキリ(22)のクロスを途中出場のMFジェマイリ(28)がヘディングシュート。惜しくも左ポストに当たり、奇跡を起こすことはできなかった。

「最後の数分はできることを全てやった。選手はチームのため、そして国のために戦った。誇りに思うし、顔を上げて大会を去ることができる」と指揮官は胸を張った。

 試合直前には81歳の兄が白血病のため死去したことが発表されたが、チームにとどまってベンチで采配を振った。欧州チャンピオンズリーグをドルトムント(1997年)、バイエルン・ミュンヘン(2001年)で制し、世界最優秀監督賞も2度受賞した名将は、若き才能たちに今後を託し、静かに大会を去る。


 

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