雑談力がグーンとUPする「魔法の言葉」

微妙な距離感を感じる取引先のあの人と、魔法の言葉で早速“雑談”してみましょう

まだ親しくなっていない仕事関係者との“雑談”。スムーズにこなせば、その後のビジネストークも滑らかに進む事は分かっているものの……何気ない話を繋げていくのは難しい。ああ、僕をランチに誘わないで……うぅ、早く本題に入って! なんて心の中で叫んだ経験、きっとあなたにもありますよね。

そんな時、たった1つの”魔法の言葉”を意識するだけで、ぐーんと雑談が楽になるのです。その魔法の言葉とは「イエスアンド」。例えば相手が「今日は良い天気だね!」とあなたに話しかけたとします。その言葉を聞いたあなたは「本当に気持ちの良い天気ですね。こんな日はオープンエアのカフェでお茶したら気分も上がりますよね!」……そう、相手の言葉を肯定的に受け入れ、それに自分のアイディアを1つ足すだけで会話はいつまでも続けられるのです。

この話法のコツはとにかくイエス(=まずは相手の言葉を素直に受け容れ肯定)の意思表示をし、アンド(=自分のアイデアを1つ足して返す)で会話のキャッチボールが途切れないよう意識していく事。相手の言葉を無意識に否定したり「そうですかあ?」と曖昧な質問形で返すのはNGです。

慣れるまでに少し時間が掛かるかもしれませんが、「イエスアンド」を常に意識し会話を進めて行けば、基本どんな人とでも雑談は成立します。実はコレ、シアトル系のコーヒーチェーンや超大手エンタメ企業でも研修で使われている話法です。あなたも魔法の言葉「イエスアンド」で雑談力をUPしませんか?

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このページは2014年6月19日時点の情報です

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上村 由紀子
演劇 上村 由紀子
ラジオDJ、ナレーター、トークコーチ。桐朋学園大学演劇専攻科(修士課程)修了。「帝劇からスズナリまで」をキャッチフレーズに様々な劇場に出没中。朗読やリーディングといった分野でアウトリーチ活動を積極的に行い、モデル・タレントの卵に対するトークコーチとしての評価も高い。