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いじめかばった女子児童が蹴られけが
7月1日 21時22分

愛知県豊橋市で、いじめを受けていた同級生をかばった小学3年生の女子児童が、先月、同級生から蹴られるなどの被害を受けて、けがをしていたことが分かりました。担任の教師は事実に気付いていながら、その日、女子児童の保護者に連絡しなかったということで、学校は、対応が不十分だったとしています。

豊橋市教育委員会によりますと、先月3日、豊橋市内の小学校で、3年生の女子児童が休み時間に同級生の男女の児童3人から蹴られたりたたかれたりする被害を受け、頭や腰に1週間程度のけがをしました。
担任の男性教師は気付いて止めましたが、女子児童を保健室に連れて行くなどの対応をせず、その日、保護者には連絡しなかったということです。
その後、女子児童と保護者に対して学校は経緯を説明し、3人の児童と保護者が謝罪したということです。
教育委員会によりますと、この女子児童は、いじめを受けていた同級生をかばい、「私が代わりになる」などと発言していたということで、学校は対応が不十分だったとして、教頭などの複数でクラスを指導することを決めました。
豊橋市教育委員会は、担任教師はことし4月に採用されたばかりで学校側の支援も十分でなかったとして、1日、市内の小中学校の校長を集めて臨時の校長会を開き、きめ細かい支援体制をとるよう求めました。

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