2014年7月2日03時00分
彦根市の天然記念物オニバスの自生地・彦根城中堀で、オニバスを食べているとみられるミシシッピアカミミガメの駆除活動があった。市と県立大の協力で初めて実施し、13匹が捕獲、駆除された。市は生態系への影響を見ながら駆除を進めていくという。
オニバスはスイレン科の一年草で、2010年に市の天然記念物に指定された。県内唯一自生していた彦根城の中堀では2年前から見られなくなった。
昨年、県立大の調査で、中堀に推計約100匹のアカミミガメがすみ、アメリカザリガニとともにオニバスの芽を食べている可能性が高いことがわかった。アカミミガメを全部駆除するとザリガニが増える可能性があり、駆除を一部にとどめた。
おすすめコンテンツ
PR比べてお得!