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 日本弁護士連合会の村越進会長は1日、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定に抗議し、撤回を求める声明を出した。

 声明は、集団的自衛権の行使容認について、「戦争をしない平和国家としてのあり方を根本から変えるものであり、憲法9条の実質的な改変だ」と指摘。「国民の中で十分に議論することすらなく、憲法に拘束されるはずの政府が閣議決定を行うのは、立憲主義に根本から違反している」と厳しく批判し、「閣議決定は、立憲主義と恒久平和主義に反し違憲だ」とした。