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渡辺謙「人生最大の挑戦」初ブロードウェーへ全身全霊

「王様と私」に主演する渡辺謙
全編英語のミュージカル「王様と私」の主演として、米ブロードウェーの舞台に立つことになった渡辺謙
Photo By スポニチ

 俳優の渡辺謙(54)が全編英語のミュージカル「王様と私」の主演として、米ブロードウェーの舞台に立つことが1日、分かった。ミュージカルは初挑戦で、海外の舞台に出演するのも初めて。ニューヨークのリンカーンセンターで来年4月16日から6月末まで上演される。渡辺は「人生最大の挑戦」と位置づけ、全身全霊をささげる覚悟でいる。

 多くのハリウッド映画に出演してきた渡辺にとっても、ブロードウェーは長年の夢。劇団円出身で舞台への思いは強く、今作を「50歳半ばを迎え、人生最大の挑戦」と位置づけ、「舞台で育ててもらった力を試される素晴らしい機会を頂いた」と張り切っている。

 「王様と私」は1951年に初演。何度も再演されてきたミュージカルの傑作だ。56年には映画化され、主演の故ユル・ブリナーさんはアカデミー賞主演男優賞を受賞した。19世紀のバンコクを舞台に、王様と、その子供たちの家庭教師が反発しながら互いに引かれていく様子を描いている。

 今回はブロードウェーで19年ぶりの再演。“全米芸術の聖地”と言われる「リンカーンセンター」での上演だけに大きな注目が集まる。劇場は1000人前後を収容するビビアン・ビューモント・シアターが使われる。渡辺が王様役、トニー賞ノミネート経験を持つ女優ケリー・オハラ(25)が相手役を務める。

 オファーを受けたのは昨年夏。出演する米映画「GODZILLA」の撮影をしていたカナダ・バンクーバーまで演出家のバートレット・シャー氏が訪れ、「ベストシンガーもベストダンサーもいらない。キングが欲しい」と口説かれた。

 すでにボイストレーニングを開始。長丁場を乗り切るための体力づくりも進めている。稽古は来年1月半ばから始める。

 歌手としてCDリリースしたことはあるが、ミュージカルは初挑戦。辛口で知られる現地の演劇評論家も待っており「(ヤンキースの)田中将大くんの気持ちを1年遅れで感じることになりそう」と苦笑い。それでも「結果を出せば称賛に変わる。積み上げてきたものを全てぶち壊す覚悟でやりたい」と力強く語っている。

[ 2014年7月2日 05:32 ]

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