AKB握手会、5日再開!のこぎり事件から41日、厳重警備で
アイドルグループ「AKB48」が5月25日に岩手県滝沢市で起きた襲撃事件の影響で延期していた握手会を5日(東京ビッグサイト)から再開すると30日、所属のキングレコードが発表した。事件から41日。開場時間を30分繰り上げて、金属探知機による手荷物検査、荷物の持ち込み制限など厳重な警備を行い、安全に努める。事件で重傷を負った川栄李奈(19)、入山杏奈(18)の参加は未定となっている。
「会いに行けるアイドル」の基盤となる交流の場が復活する。メンバー、ファン双方が安心して楽しめるよう開場時間を30分繰り上げて、金属探知機による手荷物検査を実施。ペットボトル飲料を持参している者には、警備員が試飲を要求して安全を確認する。
AKB48を運営するAKSとキングレコードでは、5月25日の事件直後から警察の指導を仰ぎ、警備強化策を練り続けた。AKB48劇場での公演や7万人が来場した味の素スタジアムでの選抜総選挙イベントで金属探知機検査など厳重な警備を実施。開演が遅れることはあったが、大きなトラブルはなく、ファンの理解を求めつつ握手会の再開にゴーサインを出した。
関係者によると、「具体的な握手の形式は検討中」とのこと。“公式ライバル”の乃木坂46は6月21日、ファンとメンバーの間に柵を設けて実施。メンバーは数十センチの踏み台に乗り、見下ろすような形で握手を交わした。参加した松村沙友理(21)は「最初は不安があったけど、やってみたら解消された」と話した。
通常、握手会はCDに封入されている握手券が必要。枚数によって、握手の回数が決まる。会場では希望するメンバーのブースに並び、順番がきたら約7秒ほど握手して、会話を交わすこともできる。各ブースごとに“はがし”と呼ばれるスタッフがおり、規定の時間が過ぎると退場をうながされる。今回からはブースごとの警備員も大幅に増員する見込みだ。
“握手会女王”の異名を持つ柏木由紀(22)が選抜総選挙のスピーチで再開を訴えるなど、ファンはもちろん、メンバーにとっても待望の握手会。国民的アイドルグループが笑顔を取り戻すため、厳重警備で安全に努める。
【事件の経過】
▼5月25日 岩手・滝沢市内の握手会会場でメンバーの川栄李奈、入山杏奈と20歳の男性スタッフが切りつけられ負傷。殺人未遂容疑で無職・梅田悟容疑者を現行犯逮捕。
▼26日 川栄と入山が盛岡市内の病院を退院し帰京。AKB48劇場公演の5月末までの休演と、千葉・名古屋の握手会の延期を発表。
▼27日 川栄と入山が交流サイトでコメント。
▼28日 川栄がフジ系「バイキング」、入山がラジオ「オールナイトニッポン」にそれぞれ電話出演し、仕事復帰。
▼29日 指原莉乃の主演映画イベントで客席での写真撮影が中止に。
▼30日 川栄、入山以外のメンバーでテレビ朝日系「ミュージックステーション」に生出演。川栄出演の「ユーキャン」CMの再開が決定。
▼6月2日 劇場公演を再開。1列目を封鎖し、金属探知機による手荷物検査を実施。
▼4日 握手会、大写真会の延期を発表。
▼5日 盛岡地検が梅田悟容疑者の責任能力を裏付けるため鑑定留置を請求。期間は6日~7月29日。
AKB48