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国立競技場の芸術作品や石碑 すべて保存へ
7月2日 4時22分

国立競技場の芸術作品や石碑 すべて保存へ
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2020年のオリンピックとパラリンピックに向けて建て替えられる国立競技場の芸術作品や石碑などについて、競技場を運営する団体は、25の作品すべてを保存することを決めました。

近く解体工事が始まる予定の国立競技場には、50年前の東京オリンピックにあわせて造られた聖火台や壁画などの芸術作品のほか、太平洋戦争で学徒出陣の壮行会が行われたことを示す石碑などが合わせて25点あります。
美術家団体などはいずれも「歴史的な価値が高い」などとして適切に保存するよう求めていましたが、競技場を運営する日本スポーツ振興センターはこのほど、すべての作品を保存することを決めました。
このうち学徒出陣の碑は、近接する秩父宮ラグビー場の敷地内に建て替え工事が終わるまでの間、仮置きし、新しい国立競技場の敷地に戻されます。
また、50年前の東京オリンピックの象徴となった聖火台は、国立代々木競技場に一時的に保管するほか、最大で8メートル四方ほどの壁画13点は、センターが所有する敷地に一時的に保存することになりました。
ただ、25の作品のうち、学徒出陣の碑以外は最終的な保存場所が決まっておらず、日本スポーツ振興センターでは引き続き検討を続けることにしています。

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