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海外へ売り込め “糸引かない納豆”開発7月2日 7時55分
茨城特産の納豆を海外に売り込もうと、通常の納豆に比べて糸を引かない納豆を茨城県工業技術センターが開発し、今後メーカーと商品化を進めていくことにしています。
これは、1日に水戸市で開かれた新技術や新商品の発表会で報告されました。
茨城県工業技術センターでは、食生活の変化で国内の納豆の消費量が減少するなか、外国人にも食べやすい納豆を開発し海外に売り込もうと、納豆菌の研究開発を進めています。
その結果、これまでは使われなかった糸を引く成分の少ない納豆菌をあえて使うことで、通常のものに比べて大幅に糸を引かない納豆を作ったということです。
県工業技術センターでは今後県内の納豆メーカーと商品化を進め、来年1月にフランス・リヨンで開かれる食品の見本市に出品するほか、国内でもチャーハンやサラダの具として販路を拡大していきたいとしています。
発表会で研究成果を報告した、いばらき成長産業振興協議会のコーディネーターの酒井勝さんは「ヨーロッパで和食がブームになるなか、納豆の消費を拡大させ、地元企業の成長につなげていきたい」と話しています。
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