蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
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【サッカー】日本代表新監督にアギレ氏 候補一本化で交渉進展2014年7月1日 紙面から 日本代表の次期監督に、元メキシコ代表監督のハビエル・アギレ氏(55)の就任が濃厚になったことが30日、関係者の話で明らかになった。スペイン1部のクラブで監督を歴任し、代表監督としてもワールドカップ(W杯)で16強入りを果たすなど経験豊富な指揮官で、日本が目指す攻撃的なサッカーの継続が可能な人物として浮上。既に候補は一本化され、交渉は進展している。またスペインの有力スポーツ紙マルカ(電子版)は29日、「アギレ氏はW杯ロシア大会までの4年間、日本代表を率いる」と断定的に報じた。 同紙は「彼の最初の挑戦は2015年にオーストラリアで行われるアジアカップとなる。7月末には日本へ飛び、発表会見に臨む」と詳細に伝えた。アギレ氏はエスパニョール監督を退任した後、他国の代表監督やクラブからのオファーを受けていたが、最終的に日本を選んだという。 アギレ氏は、スペイン・バスク地方出身の両親を持つスペイン系メキシコ人で、愛称は「エル・バスコ(バスク人)」。メキシコ代表MFとして地元開催の1986年W杯に出場し、監督としても02年と10年大会で同国代表を率いてともに16強入りを果たした。スペインでは05−06年にオサスナを率いてリーグ4位となったが、アトレチコ・マドリード、サラゴサ、エスパニョールでは目立った結果は出せていない。 自身の型に選手をはめるより、選手やチームの特長に柔軟に対応するタイプ。メキシコ代表では丁寧にショートパスをつなぐスタイルが評価されたが、スペインの各クラブを率いた際にはより守備的なスタイルで戦った。試合中は汚い言葉を連発して処分を受けることもあるが、人情味あふれる性格で知られ、ファンの人気は高く選手からの人望も厚い。 ◆「まだ交渉前」原専務理事日本代表の次期監督に関し、原博実専務理事兼技術委員長は30日、「まだ何も決まってないし、動いてない。今言われている人は会ったことありますけど、他にも何人も会っている。実際の交渉はまったくしていない。彼(アギレ氏)に決まっているということはない」と否定した。水面下での交渉が進展しているのは間違いないが、「決まったように書かれると、うまく交渉できない可能性が出てきてしまう」と困惑した様子も。あくまでも1日に開く臨時技術委で今大会の戦いを検証し、今後の日本代表の方向性を決めた上で、大仁会長らの了承を受けて交渉を進めるとしている。 PR情報
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