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【コラム 撃戦記】

海外での活動も一案 不祥事続きの亀田ジム 

2014年7月1日

 ボクシングの主要4団体制覇を目指し、IBF世界ミニマム級王者高山勝成(31)=仲里=が8月9日、メキシコでWBO同級王者フランシスコ・ロドリゲス(30)と王座統一戦を行う。高山は2005年4月にWBC王座、その後WBA暫定王座を獲得。現在のIBF王座は日本ボクシングコミッション(JBC)が未公認だった昨年3月、メキシコで獲得した。今回もまた敵地。リスクを恐れない挑戦欲は尊敬に値する。

 元日本ミドル級、東洋太平洋スーパーミドル級王者だった西沢ヨシノリ(ヨネクラ)もそうだった。04年にWBAとWBCの両王座に挑戦。07年のJBCからの引退勧告後はオーストラリアでライセンス取得し、45歳で引退するまで夢を追った。

 今、亀田ジムが注目されている。繰り返された不祥事に今回は協会の姿勢も厳しい。4階級制覇を目指す興毅の挑戦もまだ正式には決まっていない。フィリピン生まれのマニー・パッキャオやノニト・ドネアも主戦場を米国に移して勝負した。夢の最終章に亀田家の拠点を海外に移すのも一案かと思うのだが。 (格闘技評論家)

 

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