宮崎県のニュース
表示したい都道府県を最大2つまで登録することができます。
- 未登録の場合は「登録」ボタンをクリックします。
- 登録したい都道府県を地図から選択します。
- 確認ボタンをクリックすると登録が完了します。
※登録した都道府県を変更するには「変更」ボタンをクリックします。
集団的自衛権行使容認に抗議
政府は1日これまでの憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を容認することを閣議決定しました。
これについて、県内の一部の労働組合で作る団体などが宮崎市の繁華街で行使容認に抗議する街頭演説を行いました。
政府は1日夕方、臨時閣議を開き、憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を容認することを閣議決定しました。
これについて、県内の一部の労働組合で作る県労組会議などの関係者およそ100人が1日午後、宮崎市の繁華街に「戦争への道を許さない」などと書かれた横断幕を持って集まりました。
そして、代表者が交代でマイクを握って集団的自衛権の行使容認に抗議する街頭演説を行い、「戦前の国家主義に回帰することは絶対に認めるわけにはいかない」とか、「アメリカ軍から要請があれば自衛隊が紛争地帯に出向くことになり、それが子どもや孫にどういう結末をもたらすのか想像してほしい」などと訴えました。
一方、集団的自衛権の行使容認について、宮崎市では、賛成や反対などさまざまな意見が聞かれました。
70代の男性は、「東アジアや南シナ海への中国の台頭が懸念されている現状を考えると、 集団的自衛権の行使には賛成です」と話していました。
また、80代の女性は、「どちらかというと賛成ですが、戦争を経験した私たちからすると、横道にそれて戦争につながらないようにしてほしい」と話していました。
一方、別の80代の女性は、「集団的自衛権についてもっと分かりやすく説明してほしいと思っていますが、若い世代に私たちのような怖い思いをしてほしくないのでどちらかといえば反対です」と話していました。
07月01日 19時08分