広島県のニュース
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被爆者や市民団体も抗議活動
政府がこれまでの憲法解釈を変更し、集団的自衛権の行使を容認することを閣議決定したことを受け、広島市では被爆者や市民団体が抗議活動を行いました。
広島市中心部の中区の繁華街では、閣議決定を受け市民グループのメンバーなど、およそ40人がチラシを配るなどして集団的自衛権の行使容認反対を訴えました。
また原爆ドーム前では午後6時すぎから別の市民グループが抗議集会を行い、主催者発表でおよそ600人が参加しました。
集会で日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会の坪井直代表委員は、「戦争は人類にとって2度と許されない。国民を守るのは戦争ではなく平和で、広島の私たちはこれからもあきらめずに憲法を守り通さなければならない」と呼びかけました。
そして参加者は広島市中心部を行進しながらプラカードを掲げて「戦争する国にはさせないぞ」などと訴えました。
参加した55歳の女性は、「原爆を経験した広島として子どもを戦場に送るような集団的自衛権の行使容認は許すことができない。こうした思いを広島から訴え続けたい」と話していました。
07月01日 21時23分