政治「戦争に巻き込まれる恐れは一層なくなっていく」 集団的自衛権容認で首相2014.7.1 21:00

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「戦争に巻き込まれる恐れは一層なくなっていく」 集団的自衛権容認で首相

2014.7.1 21:00 安倍首相
集団的自衛権の行使容認について、会見で説明する安倍晋三首相 =1日午後6時15分、首相官邸 (代表撮影)

集団的自衛権の行使容認について、会見で説明する安倍晋三首相 =1日午後6時15分、首相官邸 (代表撮影)

 安倍晋三首相は1日の記者会見で、集団的自衛権行使を容認する閣議決定について「海外派兵は一般に許されないという従来の原則は全く変わらない。自衛隊がかつての湾岸戦争やイラク戦争での戦闘に参加するようなことはこれからも決してない」と述べた。

 同時に「閣議決定により戦争に巻き込まれる恐れは一層なくなっていく。再び戦争をする国になることはあり得ない」と説明。「平和国家としての日本の歩みは変わらず、歩みをさらに力強いものにする」と語った。

 行使の裏付けとなる法整備をめぐっては「関連法案作成チームを立ち上げ、直ちに作業を開始したい。準備でき次第、国会に法案を提出する」と説明。法整備の具体的な時期に関しては「スケジュールも含めて与党と緊密に連携したい。いつまでにと申し上げる状況にはない」と述べた。

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臨時閣議を終え、記者会見に臨む安倍首相=1日夕、首相官邸(代表撮影)

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