石川県のニュース
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集団的自衛権行使容認 街の声
政府は1日、臨時閣議を開き、これまでの憲法解釈を変更して、集団的自衛権の行使を容認することを閣議決定しました。
県内では、閣議決定に反対する抗議活動が行われたほか、市民からは賛成と反対の声が聞かれました。
金沢市武蔵町では、1日、県労連・石川県労働組合総連合などで作る団体が、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定に対して抗議活動を行いました。
県労連の長曽輝夫事務局長は「国民の議論を通さずに閣議決定だけで進めるのは暴挙だ。自衛権の行使は必ずしっぺ返しが来る」などと訴えました。
一方、市民の意見は賛成と反対に分かれました。
金沢市の60代の女性は「閣議決定をしなくても戦争に巻き込まれることはあると思うので、ほかの国に守ってもらえる集団的自衛権を認めてもよいと思います」と話していました。
また小松市の20代の男性は「アメリカに頼るだけでなく、この国は日本人の手で守らなければならないので、集団的自衛権は必要だと思います」と話していました。
一方、閣議決定に反対する金沢市の70代の女性は「戦争に巻き込まれるのはやはり怖いので、若い人たちも含めてもう少し議論した方がよいと思います」と話していました。
また金沢市の40代の男性は「ほかの国の戦争に巻き込まれるのは嫌だし、絶対に介入してはいけないと思うので、集団的自衛権は考え直した方がよいと思います」と話していました。
07月01日 19時25分