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      集団的自衛権容認に反対活動

      集団的自衛権容認に反対活動

      政府は臨時閣議を開き、歴代政権がこれまで行使できないとしてきた、集団的自衛権について、従来の憲法解釈を変更し、行使を容認することを閣議決定しました。
      これについて、県内では反対する街頭活動が開かれました。
      このうち、JR甲府駅前では、県平和センターなどで作る団体のメンバーなどおよそ60人が集団的自衛権の行使容認への反対を訴えました。
      この中でメンバーは「戦争ができる国に近づけている」とか「十分な検討をせず与党内の審議だけで決めるのは暴挙だ」などと駅の利用者に呼びかけました。
      そして「集団的自衛権容認は戦争容認だ」などと書かれたチラシを配りました。
      山梨護憲の集い実行委員会の手塚仁代表は「憲法に関わることを与党だけで決めたり、解釈が政権によって変えられるのは問題で危険だと思う。若い人にもアピールし運動を広げていきたい」と話していました。
      これについて笛吹市の60代の女性は「集団的自衛権の行使容認には反対で、怒りを覚えます。孫が戦争に行くかもしれないと思うと、胸がいっぱいになる」と話していました。
      甲府市の80代の男性は「容認には賛成です。中国や韓国など周辺の国と緊張が高まっているなか、必要なことだと思う」と話していました。
      また、甲斐市の40代の女性は「集団的自衛権についてはよく分からない。政府には子どもでも分かるようにもっと国民に説明してほしい」と話していました。

      07月01日 17時51分