宮城県のニュース
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集団的自衛権 閣議決定に反対
政府が、集団的自衛権の行使容認を閣議決定したことに抗議して、憲法を守る運動をしてきた市民団体が、仙台市で集会を開きました。
この集会は、弁護士や労働組合員をメンバーに、戦争放棄を定めた憲法9条を守る運動をしてきた宮城憲法会議が呼びかけて、仙台市中心部の広場で、1日午後6時から開き、主催者の発表で600人余りが参加しました。
集会では、宮城憲法会議の伊藤博義代表委員が「歴代内閣が、憲法9条の下で否定してきた集団的自衛権を与党の密室協議で認めるという暴挙だ。私たちは決して集団的自衛権を認めない」と訴えました。
続いて参加者たちは「安倍政権は、日本を『戦争する国』にしようと、突き進んでいる。憲法違反の閣議決定を撤回させる運動を、県内各地で広げよう」というアピールを行いました。
参加した71歳の女性は「憲法を守る立場の総理大臣が、憲法を無視して決めてよいわけはない」と話していました。
また70歳の男性は「安倍総理大臣は限定的に集団的自衛権を認めるというが拡大解釈されていくのが心配だ」と話していました。
このあと、参加者は、抗議の声を広げようと、JR仙台駅近くまでデモ行進し「憲法9条を守れ」、「自衛隊を海外に送るな」とシュプレヒコールをあげました。
07月01日 19時54分