Kali Linux 1.0 を日本語でインストールして、日本語入力をなんのためらいもなく SCIM MOZC に変更し、色々と設定して、日本語入力を行おうとしましたが、出来ませんでした。
日本語入力が出来なかったので、一ヶ月程放置していました。
色々と調べるうちに、一応、日本語入力は、日本語入力のシステムを変えれば出来そうだと分かったので、日本語入力を ibus anthy にしてみました。
日本語入力を ibus anthy に変更したら、日本語入力は出来るようになりました。
ところで、Kali Linux 1.0 のインストールは、Virtualbox 4.1.24 に、ゲスト OS として、Debian の 32ビットにして行いました。
理由は、Kali Linux 1.0 は、32ビットバージョンで、システムが Debian ベースとなっていたからです。
インストールは、すんなり出来ましたが、WEB ブラウザを起動しますと、システムがクラッシュするという現象が発生しました。
何度やっても同じように、WEB ブラウザを起動しますと、クラッシュしましたので、ゲスト OS を Ubuntu に変更してみました。
Ubuntu に変更したら、WEB ブラウザによるクラッシュは、起こりませんでしたが、何かのアプリを起動したら、クラッシュが発生しました。
次に試してみたのが、ゲスト OS を、Debian の 64ビットにしてみました。
ゲスト OS を、Debian の 64ビットにしてから、クラッシュは、起こらなくなりました。
Kali Linux 1.0 をインストールして、最初にびっくりしたのは、メモリーの使用量が 80 MB 程度しかなかったことでした。
Debian ベースという事だったので、デスクトップを LXDE に変更してみました。
デスクトップを LXDE に変更することも出来ました。
サポート期間が長ければ、メインのデスクトップにしても面白いなと思いました。
当然、メインのデスクトップにする場合、セキュリティーは大丈夫かどうか気になる所なので、念の為にシステム全体をウイルス検査してみました。
最初に、ClamTk で検査をしてみました。
検査したら、案の定、ウイルスとして検知されたものが数多く出てきました。
検査したファイルの数、225,301 に対し、ウイルスとして検知されたのは、564 でした。
ほとんどは、誤検知と思われましたが、本当にウイルスが紛れ込んでいる可能性が否定出来なかったので、COMODO をインストールして、検査してみました。
COMODO で検査したら、ビックリ、ウイルスと認識されたファイルの数は、さらに増えていました。
なんと、検査したファイルの数、610,290 に対し、ウイルスとして検知されたのは、2,224 でした。
COMODO で検査したファイルの中には、ファイルの拡張子が txt も含まれていました。
最初、拡張子が txt のファイルに、ウイルスソフトというのは、有りえないと思っていました。
そこで、COMODO で検査したファイルも、ほとんどか、誤検知かなと思いました。
でも、今まで 、COMODO で検査してきてみて、誤検知は、ClamTk よりは少ないと思っていました。
もし、誤検知でないとすると、考えられるのは、ファイルの拡張子を txt にしておいて、別のアプリで、拡張子を実行形式に変更して、ウイルスとして活動させるようにしているのではないかと思いました。
ファイルの拡張子を txt にしておけば、実行形式のファイルでないので、ウイルス検査の対象から外されている事を逆手に採っいるのではと推察しました。
なぜなら、ウイルス対策ソフトは、実行形式以外のファイルを検査対象から外すことによって、検査の実行速度を上げるという現象がみられた事によります。
では、txt 形式のファイルの拡張子は、どうやって実行形式の拡張子に変更するかというと、はっきり言ってわかりません。
わかりませんが、可能性としては、ウイルス対策ソフトに検知されないように、変換ソフトをシステム組み込んで、有る時期、あるいはあるソフトを起動した時に txt 形式のファイルを実行形式のファイルに変換するようにしている事が考えられます。
または、ジャバスクリブ ( Java Script ) 等のスクリプトによって書き換える。
あるホームページに行ったら、そこのホームページに仕掛けられたスクリプト等によって書き換えられる事も考えられます。
COMODO でウイルスとして検知されたファイルの中には、誤検知ではなく、本当のウイルスの可能性が十分に考えられましたので、検知されたファイルは全て削除しました。
COMODO でウイルスとして検知されたファイル全て削除し、再起動して、システムがちゃんと起動するか確認してみました。
確認した結果、特に不具合は起きませんでした。
備考
-
ウイルスについては、「Kali Linux のアップデイトとウイルススキャン結果。え、またウイルスが検出」のコメントを参照。
コメントに、ウイルスが検出される理由が記載されています。
当たり前です。KALI、つまりクラッキングツールはウイルスとして区分されます。