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      集団的自衛権 閣議決定の反応

      集団的自衛権 閣議決定の反応

      政府は臨時閣議を開き、歴代政権がこれまで行使できないとしてきた、集団的自衛権について、従来の憲法解釈を変更し、行使を容認することを閣議決定しました。これについて、盛岡市で話を聞きました。
      このうち盛岡市の60代の女性は、「集団的自衛権の議論が国民に浸透しないまま、戦争への第1歩を踏み出すようになっていて、日本の将来に危機感を感じています」と話していました。
      また3歳の男の子の母親という30代の女性は「集団的自衛権という言葉は聞きますが、くわしい内容が分からないので子どもたちがどうなるかなどをもっと分かりやすく説明して欲しいです。ただ戦争はなくしてほしい」と話していました。
      一方、盛岡市の70代の女性は「尖閣諸島や竹島の一連の問題を考えると、日本を守るためには仕方がない部分はあると思う」と話していました。
      集団的自衛権の行使を容認する閣議決定に反対する人たちが盛岡市でデモ行進を行い、「閣議決定で平和憲法を壊すな」などと訴えました。
      盛岡市では閣議決定に反対する岩手県労働組合連合会=いわて労連の呼びかけでデモ行進が行われ、主催者の発表でおよそ300人が集まりました。
      はじめにいわて労連の金野耕治議長が、「日本がこれまで守ってきた平和憲法をいまの内閣の不十分な閣議で強引に憲法解釈が行われるのは許されない」と訴えました。
      そして参加した人たちが「閣議決定で憲法9条を壊すな」とか、「日本を戦争する国にするな」などと閣議決定への反対を訴えながら、盛岡市中心部をデモ行進しました。
      参加した30代の女性は「このままでは平和憲法を守れず、戦争する国になりかねないので国民が声をあげることで変わると信じて参加しました」と話していました。
      また30代の男性は「私たちより若い子どもたちが戦争に行って血を流すかもしれないので私たち世代が声を上げて反対を訴えていきたい」と話していました。

      07月01日 19時54分