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首都高の改修完了 東京五輪に間に合わず6月26日 5時19分
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首都高速道路が計画する老朽化した区間の大規模改修について、工期などの概要がまとまり、完了は最も早い区間でも9年後と、6年後の東京オリンピックには間に合わないことになりました。
首都高速道路では工事中も通行止めは行わず、う回する橋をかけるなど、交通に支障がないようにするとしています。
首都高速道路は、総延長およそ300キロのうち、老朽化した5つの区間の合わせて8キロを建て替えるなど、今年度から6300億円をかけて大規模な改修を行う計画で、その工期などの概要がまとまり、25日に国土交通省の部会に報告されました。
それによりますと、最も早く完了する区間は1号羽田線の高速大師橋で、9年後の平成35年度の予定です。
また1号羽田線の東品川桟橋と鮫洲埋立部が平成38年度、3号渋谷線の池尻・三軒茶屋間が平成39年度で、都心環状線の竹橋・江戸橋間と銀座・新富町間は14年後の平成40年度になる予定です。当初、検討していた6年後の東京でのオリンピックとパラリンピックの開幕には間に合いませんが、工事中もう回する橋をかけるなどして通行止めは行わないということです。
首都高速道路は「2車線の橋をかけてう回路の設置などを行うため時間がかかる。東京オリンピックの期間も交通に支障がないようにする」と説明しています。
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