「戦後の平和主義から大きく踏み出した」海外メディアも速報

集団的自衛権の行使容認の閣議決定後に記者会見する安倍晋三首相＝１日午後、首相官邸（撮影・鴨川一也）【拡大】

　海外の主要メディアは１日、集団的自衛権の行使を認める日本政府の閣議決定を速報した。

　ロイター通信は「戦後の平和主義から大きく踏み出した。日本の軍事的選択肢を大幅に広げることになる」と伝え、ＡＰ通信は「安全保障政策の大きな転換だ」と報じた。英ＢＢＣ放送は「米国は歓迎するだろうが、中国を怒らせることになる」と分析した。

　中国国営通信の新華社は英文ニュースで「国外の強い批判がある中、平和憲法の解釈を見直した」と速報した。（共同）