集団的自衛権:1日に与党合意へ 政府が再修正案提示
毎日新聞 2014年06月27日 12時10分(最終更新 06月27日 13時03分)
一方、前文には国連憲章を順守することや、「平和国家としての歩みをより確固たるものにしなければならない」「武力紛争を未然に回避することが必要不可欠だ」などと記述。公明党に配慮し、武力行使に至る前の外交努力や法整備を訴える表現をちりばめた。
菅義偉官房長官は27日午前の記者会見で「与党の間合いが最終的なところまで詰まってきたと思う。メドがつけば速やかに閣議決定した方がいい」と述べた。公明党はこの日の与党協議会に続いて党所属国会議員の協議を開いた。同党執行部は30日に党内の一任を取り付け、7月1日の与党協議会で自民党と正式な合意にこぎつけたい考えだ。公明党幹部は合意後に自公両党が党内手続きを終え、閣議決定を同日中に前倒しする可能性を示した。【笈田直樹、小田中大】