大阪都構想:野党4会派、法定協会長の辞任要求提出

毎日新聞 2014年06月27日 13時36分(最終更新 06月27日 13時51分)

 大阪都構想の制度設計をする法定協議会を巡り、大阪府・市議会の公明、自民、民主系、共産の4会派は27日、法定協の浅田均会長(大阪維新の会政調会長)の運営が強引だとして、辞任を要求する文書を法定協事務局に提出した。浅田会長は「規約に違反して協定書作りを妨げている」として、自民、民主系、共産の委員をそれぞれ交代させるよう、府市両議長に要請している。

 維新は多数を握る府議会の議会運営委員会で27日夕、浅田会長の要請を受けて野党委員の排除を行う方針で、与野党の対立が深まっている。

 法定協の規約では、会長解任手続きは記されておらず、「知事および市長が選任する」と定めている。【林由紀子】

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