「ぁんっ……いい、気持ちいいよ、颯斗。好き……大好き……」
「っ……奈々香、僕も好きだよ」
「あんっ、颯斗……もっとして、もっと激しく……んんっ……っ……ひゃんっ、ああっ、あんっ……んんっ……っ……あんっ」
部屋の中をこっそり覗きながら、香苗さんが熱い吐息を吐き出していく。
「ぁぁ……颯斗……奈々香ちゃんをあんなに……っ……ぁんっ、凄い……」
室内では俺の娘の奈々香と、香苗さんの息子の颯斗くんが激しいセックスをしていた。
颯斗くんが腰をがむしゃらに腰を激しく振って、奈々香のことを突いている。
それを見ながら、香苗さんが息子の動きを真似るように自分の指を動かして、濡れそぼったアソコをズボズボしていた。
激しくなっていく室内の様子を気にしつつ、香苗さんがオナニーしている姿を見つめていく。
自分でスカートを捲りあげ、パンツをズラしてオナっている姿は凄くエロくて、さっきから目が釘付けになってしまっていた。
ちょっと前までは香苗さんの家族を呼んで、娘の誕生日を祝っていただけだったのに。
ゴクリ――。
唾を飲み込むと、ドキドキしながらそっと近づいていく。
見つからないうちにそっと戻ることもできた。
でも、どうしてかそうする気にはなれなかった。お酒を飲んで気持ちが大きくなっていたせいもあるだろうか。
それに何より、香苗さんのオナニーしている姿が凄くイヤらしくて、興奮してしまったのだった。
慎重に――慎重に足を前に出していき、香苗さんの背後に立つ。
「お~くさん、何してるんですか?」
背後から抱きしめた身体は凄く細くて、妻とは違うシャンプーの匂いに興奮してしまう。
そして何より、Gカップぐらいはあろうかという大きな胸に視線が引き寄せられてしまう。
片手ではとても握り締めきれず、指を押し返してくる張りの強さには感動さえ覚えてしまった。
とても現実とは思えない状況に、まるで夢でも見ているかのような気分になる。
どうしてこんなことになってしまったのか……。