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シカゴ・ブルース

シカゴ・ブルース (ID:okrchicagob)

1948年生れ(65歳♂)。国語と理科が好き。ことばについては子供のころからずっと関心を抱いていました。20代半ばに三浦つとむの書に出会って以来言語過程説の立場からことばについて考え続けています。現在は39年間続けた自営(学習塾)の仕事を辞め個人的に依頼されたことだけをこなす日々です。

シカゴ・ブルースというハンドルネームは長いため、コメント等では略称の シカゴ を使うこともあります。

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ふしぎだと思うこと
  これが科学の芽です
よく観察してたしかめ
そして考えること
  これが科学の茎です
そうして最後になぞがとける
  これが科学の花です
        朝永振一郎

意識と言語

われわれは人間が『意識』をももっていることをみいだす。しかし『精神』は物質に『つかれて』いるという呪いをもともとおわされており、このばあいに物質は言語の形であらわれる。言語は意識とおなじようにふるい――言語は実践的な意識、他の人間にとっても存在し、したがってまた私自身にとってもはじめて存在する現実的な意識である。そして言語は意識とおなじように他の人間との交通の欲望、その必要からはじめて発生する。したがって意識ははじめからすでにひとつの社会的な産物であり、そして一般に人間が存在するかぎりそうであるほかはない。(マルクス・エンゲルス『ドイツ・イデオロギー』古在由重訳・岩波文庫)


ことばは、人間が心で思っていることをほかの人間に伝えるために使われています。ですから人間の心のありかたについて理解するならばことばのこともわかってきますし、またことばのありかたを理解するときにその場合の人間の心のこまかい動きもわかってきます。
このように、人間の心についての研究とことばについての研究とは密接な関係を持っていて、二つの研究はたがいに助け合いながらすすんでいくことになります。一方なしに他方だけが発展できるわけではありません。
…こうして考えていくと、これまでは神秘的にさえ思われたことばのありかたもまったく合理的だということがおわかりになるでしょう。(三浦つとむ『こころとことば』季節社他)


参考 『認識と言語の理論 I』を読む 1(1)――認識論と言語学三浦つとむ『認識と言語の理論 I』

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メイリオ(9)――Windows7版 version6.02, Meiryo UI
2009年10月29日(木)| パソコン>フォント・スキン |  | #206 

ブログの更新を怠けているうちにもう Windows 7 が出ていたんですね。もっとも、私は Windows XP 搭載のノートパソコンを昨年新調したばかりなので今のところ Windows7 に移行する予定はありません。また、私に限らずいまだに WindowsXP を使っている方もかなりいらっしゃるように思われます。実際ここ三ヶ月に限っても、このブログを訪問して下さる方の約75%が WindowsXP ユーザーであり、Vistaユーザーはわずか 15%弱にすぎません。訪問者のほとんどがメイリオ関係の情報を求めてめている方たちであるということを考慮しても XP ユーザーが今なおかなりの割合でいることは確かでしょう。

〔2012年11月2日 追記〕まだまだ XP も頑張っているんですね。今年8月のデータ「Windows 7、世界OS市場で初のWindows XP超え──Net Applications調べ」〔ITmedia 2012年9月4日〕。元記事の〔Net Applications〕(Desktop Operating System Market Share)によると、2012年7月~10月のデスクトップパソコン全体における Windows7, WindowsXP それぞれの世界シェアは 7月:42%, 43%、8月:43%, 43%、9月:43%, 41%、10月:45%, 41% となっています。ちなみに2011年8月は 31%, 52% でした。

この記事の目次 

メイリオ ver.6.02

2009年10月29日〕相変わらずのメイリオです。ここしばらく情報収集を怠けていたので気がつきませんでしたが、Windows7 RC版にはメイリオの version6.02 が搭載されていたとのこと――メイリオ 6.02(@『お山へ行こう!』)参照。

メイリオ 6.02(meiryo.ttc, meiryob.ttc) および メイリオ6.02 から MeiryoKe6.02 を生成するジェネレータ(パッチ)――meiryoKe_gen_6.02rev1.exe、どちらも「ブログ内記事で取りあげたソフト・ファイルのDL情報」に載せたリンク先からダウンロードできます(「メイリオ改 ver.6.02」もDLできます)。

〔2010年2月15日 追記〕 Windows Vista および Windows Server 2008 の正規ユーザーに対してはマイクロソフトが公式に メイリオ6.02 へのアップデートを提供しています。

 (1) Windows Vista および Windows Server 2008 向け: x86 版  x64 版

 (2) Windows Server 2008 向け: ia64 版

なお、Windows XP の正規ユーザー向けにはマイクロソフトが メイリオ5.00 へのアップデートを提供しています(2008年5月20日)。詳しくは <メイリオ(1)――WindowsXP とメイリオ系フォント> の「追記」をご覧下さい。

〔2009.11.03追記

メイリオ6.02 で追加されたフォント Meiryo UI

メイリオ 6.02 の meiryo.ttc, meiryob.ttc は メイリオ 5.00 のそれらに比べると、ファイルサイズがともに 4Mバイトほど大きくなっています。中を覗いてみると、それぞれに入っているフォントはつぎのようになっています(括弧内は英文ファミリーネーム)。

meiryo.ttc

 メイリオMeiryo):レギュラー(Regular)
 メイリオ イタリックMeiryo Italic):イタリック(Italic)
 Meiryo UIMeiryo UI):Regular(Regular)
 Meiryo UI ItalicMeiryo UI Italic):Italic(Italic)

meiryob.ttc

 メイリオ ボールドMeiryo Bold):ボールド(Bold)
 メイリオ ボールド イタリックMeiryo Bold Italic):ボールド イタリック(Bold Italic)
 Meiryo UI BoldMeiryo UI Bold):Bold(Bold)
 Meiryo UI Bold ItalicMeiryo UI Bold Italic):Bold Italic(Bold Italic)

ver.6.02 のメイリオには、メイリオ(ttf)に加えて、Meiryo UIという UIフォントが追加されています。このフォントというページを見ると、Windows 7 における Meiryo UI というフォントの位置づけがよく分かります。しかし、Meiryo UI 比較(11pt)を見ると、Meiryo UI がなんとなく中途半端なものに思われます。実際に使ってみると、タイトルバーなどの横幅に余裕のあるところでは MeiryoKe_UIGothic よりは見栄えがするといった程度で、これといって積極的に使えそうな気がしません。見慣れればその良さが分かるかも知れませんのでしばらくいろいろと試してみようと思います。なお、メイリオも Meiryo UI もともにプロポーショナルフォントです。

ttfname3.exe で見ると Meiryo UI のディセンダはメイリオのそれとやや違っています。下手にいじるとおかしなことになりそうなので Meiryo UI のアセンダ・ディセンダには手を加えずに、メイリオの方だけアセンダ・ディセンダを変更したものをつくり、メイリオ5.00 のものと区別するためにファイル名は それぞれ meiryo_Kai602.ttc, meiryob_Kai602.ttc としました。現在はメイリオ(メイリオ改)としてこれを使っています。

〔2009.12.02 追記「メイリオ(3)――メイリオ系フォントのアセンダ・ディセンダ(1) 」の追記で取り上げているフォントのセル高 LineSpacingRate 等を計算してくれる FontInfo.exe というツールを使って Meiryo UI の上下の空隙部分(内部レディング Internal Leading)の割合を調べてみると 27% もあります。メイリオの 50% よりは小さいものの、MeiryoKe_UIGothic の 18% に比べるとかなり大きい(MS UIGothic をはじめほとんどのフォントでは 0%)。このままではあまり使いものにはならないと思います。

〔2009.11.01追記

MeiryoKe ver.6.02

メイリオから MeiryoKe_Gothic, MeiryoKe_Console を生成する方法

meiryoKe6.02 を生成するには、上記のメイリオ6.02(meiryo.ttc および meiryob.ttc)と meiryoKe_gen_6.02rev1.exe とを同じフォルダ内に置いて meiryoKe_gen_6.02rev1.exe を実行(ダブルクリック)します。そうすると、そのフォルダ内に meiryoKe_602r1.ttcmeiryoKeB_602r1.ttc(ボールド体)という二つの ttcファイルが生成されます。なお、meiryoKe_602r1.ttc には MeiryoKe_Console も含まれています。

私は最初、meiryoKe_602r1.ttc, meiryoKeB_602r1.ttc がそれぞれ 5.00版の meiryoKeGothic.ttc, meiryoKeGothicB.ttc に相当するものであると思い込んでいたのですが、中身をよく見ると meiryoKeB_602r1.ttc は確かに meiryoKeGothicB.ttc と同じように
 MeiryoKe_Gothic_Bold:等幅(とうはば)フォント・ボールド
 MeiryoKe_PGothic_Bold:プロポーショナルフォント・ボールド
 MeiryoKe_UIGothic_Bold:プロポーショナルフォント・ボールド(UIフォント)
3個の ttf で構成されていますが、
meiryoKe_602r1.ttc の方は
 MeiryoKe_Gothic:等幅フォント・レギュラー
 MeiryoKe_PGothic:プロポーショナルフォント・レギュラー
 MeiryoKe_UIGothic:プロポーショナルフォント・レギュラー(UIフォント)
3個の ttf(TrueType font)だけでなく
 MeiryoKe_Console:等幅フォント・レギュラー(コンソール・エディタ用)
を加えた4個の ttf で構成されています。

つまり、meiryoKe_gen_6.02rev1.exe は MeiryoKe_Gothic と MeiryoKe_Console とを同時に生成するパッチだったわけです。ただし、MeiryoKe_Console(meiryoKeConsole.ttf) は単独で生成されるのではなく、上記のように meiryoKe_602r1.ttc 内に含まれたかたちで生成されます。そして、MeiryoKe_Console はコンソール(コマンドプロンプト)用のフォントとして作られているためボールド体がありません。

このように、MeiryoKe_Console を含むフォントファイルが変わってしまいましたので、メイリオ5.00版の 古い meiryoKe_Console(meiryoKeConsole.ttf) を使っている方が MeiryoKe_Gothic 6.02 を使う場合は Fontsフォルダから meiryoKeConsole.ttf を削除する必要があります。また、「WindowsXP のシステム・フォントを変更する(1)」の内容に従ってシステムフォントの変更を行っている方が MeiryoKe_Gothic 6.02 を使う場合も、meiryoKe_Console に関するレジストリ内容を下の太字部分のように変更する必要があります。

(メモ4)

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FontAssoc\Associated DefaultFonts]

"AssocSystemFont"="meiryoKe_602r1.ttc
"FontPackage"="MeiryoKe_Console"

なお、「コマンドプロンプトで使用するフォント」のように "MeiryoKe_Console" というフォント名だけを指定している場合にはレジストリを変更する必要はありません。

ClearType と ClearType Tuner

WindowsXP・液晶ディスプレイ環境でメイリオや MeiryoKe系などの TrueTypeフォントをきれいに表示するには「ClearTypeを有効にする」必要があります。WindowsXPでこれを設定するには次のようにします。――Windows Vista, 7, 8.x の場合はメイリオがシステムフォントになっているため、最初から ClearType が有効になっています。

(1) デスクトップ上で右クリックし、[プロパティ] を選択する。

(2)「画面のプロパティ」で「デザイン」タブを選択し、[効果(E)]をクリックする。

(3)「効果」の二番目の項目 [次の方法でスクリーンフォントの縁を滑らかにする(S)] にチェックを入れ、プルダウンメニューから [ClearType] を選択する。

また WindowsXP, Vista用には、使用している液晶ディスプレイ個々の特性に合わせた最適な ClearType 表示に調整するためのユーティリティ「クリアタイプ・チューナー」がマイクロソフトから提供されています。これについては「ClearType Tuner(1)(2)」をご覧下さい。
――Windows 7, 8.x の場合は、デスクトップを右クリックして「個人設定」を選択→左ペイン「ディスプレイ」→左ペイン「ClearType テキストの調整」から ClearType の調整ができます。

メイリオ改をメイリオと置き換える

〔追記〕大分以前から私はメイリオのアセンダディセンダの値を meiryo_Ke と同じ大きさに書き換えたメイリオ改(meiryo_Kai602.ttc, meiryob_Kai602.ttc)をオリジナルのメイリオ(meiryo.ttc, meiryob.ttc)と置き換えて使用しています*1

置き換える手順は次の通りです――〔追記〕(2), (3) の手順は Windows XP の場合です。Vista 以降の Windows ではメイリオがシステムフォントになっているためこの方法が使えません。Vista, 7, 8 ではシステムフォントなどを移動したり削除したりするには「Windows7, 8 のシステム・フォントを変更する」でご紹介している「Win8のシステムフォントを根こそぎ置き換える方法」(麻太郎さん)に載っているような手続きを管理者権限で実行する必要があるようです。メイリオの置き換えをする手順とバッチファイルについては上記記事の「Windows8.1版のメイリオをインストールする」の項をご覧下さい。

(1) 作業フォルダ上で meiryo_Kai602.ttc, meiryob_Kai602.ttc をそれぞれ meiryo.ttc, meiryob.ttc という名前に変更する。
(2) c:\Windows\Fonts フォルダにインストールされているオリジナルの meiryo.ttc, meiryob.ttc をデスクトップに移動する。
(3) 作業フォルダ内にある meiryo.ttc, meiryob.ttc(中身はメイリオ改)を Fontsフォルダにコピーし、再起動する。
(4) 再起動後、デスクトップに移動させておいたオリジナルのメイリオ(meiryo.ttc, meiryob.ttc)をどこか適当な場所に保管する。

なお(3)の代わりに、Fontsフォルダを開いて「ファイル」のプルダウンメニューから「新しいフォントをインストールする(I)」を選び、作業フォルダ内にある meiryo.ttc, meiryob.ttc(中身はメイリオ改)を指定し「フォント フォルダにコピーする」にチェックをして「OK」ボタンを押す――という方法もあります。再起動しなくても済むのでこちらの方が簡単です。
――〔Fontsフォルダの開き方〕スタートメニューから「コントロールパネル(C)」を開き、「クラシック表示に切り替える」と各種アイコンが現れます。その中に「フォント」というアイコンがあるのでそれをクリック(ダブルクリック)します。

この方法を用いることによって、この記事のコメント欄で水無月さんが触れているような問題点(Office2010 を使っているとメイリオ改がオリジナルのメイリオで上書きされてしまう)が解消されます。

オリジナルのメイリオとメイリオ改との違いは <メイリオ(6)――メイリオのディセンダを変える> に掲載したスクリーンショットの画像(別窓で開きます)を参照して下さい。また、「メイリオ改」の作り方は <メイリオ(7)――メイリオのディセンダを変える(改)> をご覧下さい。

*1 アセンダ・ディセンダについては「メイリオ(3)――メイリオ系フォントのアセンダ・ディセンダ(1)」を、メイリオ改については「メイリオ(7)――メイリオのディセンダを変える(改)」をご覧下さい。なお、メイリオ改 ver.6.02 が「ブログ内記事で取りあげたソフト・ファイルのDL情報」からダウンロードできます。

〔注記〕FontsフォルダとフォントのインストールWindowsで使用されるフォントファイルは通常の場合 Fontsフォルダ(c:\Winodows\Fonts)に収められています。エクスプローラ等でこのフォルダを開くと、Fontsフォルダに収められているフォントだけでなくそれ以外のフォルダに収められているものも含めてインストールされているすべてのフォントが確認できます(エクスプローラを起動するにはツールバーの「スタート」を右クリックして現れるプルダウンメニューを利用すると簡単です)。なおフォントファイルのうち拡張子が .ttf (True Type Font) となっているのが TrueTypeフォントでその中には1種類のフォント(フォントファミリー)が入っています。また拡張子が .ttc (True Type Collection) となっているフォントファイルには複数の TrueTypeフォント(フォントファミリー)がまとめて入っています。

コントロールパネルから Fontsフォルダを開く:Windows Vista, 7, 8.x の場合はコントロールパネルを開いて「デスクトップのカスタマイズ」から「フォント」フォルダを開きます。
――WindowsXP の場合は、コントロールパネルを開いて「クラシック表示に切り替える」をクリックし、そこに表示されている「フォント」フォルダを開きます。

Fontsフォルダを開いたウィンドウの「表示(V)」メニューで「詳細表示」を選ぶとフォント名の他にファイル名も表示されるので分かりやすいと思います。フォント名あるいはフォントアイコンをクリックすれば Windows Font Viewer が開いてそのフォントファイルについての情報が表示されます。

新しいフォントをインストールする:Windows Vista, 7, 8.x の場合は、インストールしたいフォントファイルが保存されているフォルダをエクスプローラで開き、インストールしたいフォントファイルを右クリックして出てくるメニューから「インストール」を選択します。
――WindowsXP の場合はインストールしたいフォントファイルが保存されているフォルダをエクスプローラで開き、インストールしたいフォントファイルを Fontsフォルダにコピーしてから Windows を再起動します。

2014年4月4日 追記Fontsフォルダの特殊性についてC:\Windows にある Fontsフォルダの実体は他のフォルダと同様に単なる一つのフォルダですが、しかしこの Fontsフォルダは Windows のシステム上では特殊なフォルダとして扱われているため、コントロールパネルからこのフォルダを開いたりエクスプローラでこのフォルダを開いたりしたときに現れる内容は通常のフォルダとは違っています*1

通常のフォルダではファイル名が表示されますが、Fontsフォルダの場合に表示されるのはファイル名ではなくフォントの名前(ファミリーネーム)です。「表示方法」を変更して「詳細表示」をしてみると「名前」の欄に表示されるフォントの名前の右に「標準」とか「太字」「細字」「中」あるいは「レギュラー」「ボールド」「メディウム」といったウェイト(太さ)属性が付記されています。しかしその中に他のものとは違ってこのウェイト属性がついていないものがあります。

「フォント スタイル」の欄を見るとそれらのものには複数のウェイト属性が列記されています。つまり、これらのものは「標準(レギュラー)」「太字(ボールド)」あるいは「細字」とか「極太」などの複数のものが揃っていてそれが別々のフォントファイルに収められているということなんですね。

「フォント スタイル」の欄に単独のウェイト属性しか表示されていないものは単独のファイルでできているので名前を右クリックして出てくるメニューから「プロパティ」を選択すればそれが何という名前のファイルに収められているか分かります(フォルダ名も)。

複数のファイルに収められているものは右クリックメニューに「プロパティ」がありませんが「開く」を選択して現れる複数のフォント名をそれぞれ右クリックして出てくるメニューから「プロパティ」を選択することによってそれらのフォントがそれぞれどんな名前のファイルに収められているか分かります。

〔注〕*1C:\Windows\Fonts を他のフォルダや他のドライブにコピーしたものは通常のフォルダとして扱われるため、エクスプローラで開くと他の通常のフォルダと同様にファイル名が表示されます。また、私が使っているシェアウェアの WinFD というファイラーでは C:\Windows\Fonts も通常のフォルダとして扱われているので普通にファイル名が表示されます。あるいはコマンドプロンプトで「dir c:\Windows\Fonts」を実行しても普通にファイル名が出力されます。

〔追記〕 この記事につけられたぬっこさんのコメント(2012/04/05)は内容がちょっと高度ですが、なかなか有用なことがいろいろ書かれています。一読をお奨めします。なお、ぬっこさんがコメントで触れられている SFC.exe というツールについては<Styler 1.401(1)――パッチ当て不要のスキンチェンジャー>(2007.01.20)という記事の追記(2008.01.14)で取り上げています。

〈お詫び〉ぬっこさん、ごめんなさい。すばらしいコメントをして下さったのに気がつきませんでした。フォントリンクにおけるスケーリング指定の件は知りませんでした。情報、ありがとうございます。

 
MeiryoKe_Gothic ver.6.12 / メイリオ ver.6.12

〔注記〕 MeiryoKe_Gothic ver.6.12 および メイリオ ver.6.12 に関する追記は新たな記事「メイリオ(10)――Windows8版 version6.12」として独立させました。

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コメント
 
[332] 
2011/01/07(金)06:26:22 | URL | わんな[編集
ありがとうございます。
これは使えそうですね!
 
[431] 
2011/06/07(火)17:31:46 | URL | 水無月[編集
はじめまして。
こちらの記事を参考にしてXP上で6.02改をしばらく使っていましたが、
Office2010を入れている場合、Office自体に6.02?が入っているために
それと置換した場合は自動修復されてしまい元のものに戻ってしまうことがわかりました。
なので、ttfname3を使ってxml中の合計300箇所あまりを修正して元とかぶらないようにしました。
元のメイリオが指定されている場合はそれで表示されてしまいますが、
Officeを捨てるわけにもいきませんので仕方ありません。
以上、ご報告まで。
 
[432] 私もOffice2010ユーザー
2011/06/07(火)20:08:32 | URL | シカゴ[編集
水無月さん、こんにちは。

私も Office2010 を使っていますが、同じ経験をしています。
つまり、meiryo_Kai602.ttc と meiryob_Kai602.ttc とをインストールしてメイリオとして使っていたのですが、何かのタイミングで、Fontsフォルダに meiryo.ttc と meiryob.ttc とが新たにインストールされ、それがメイリオとして使われてしまうため、せっかくのメイリオ改が使えなくなってしまいました。

私はそのたびに Fontsフォルダの meiryo.ttc と meiryob.ttc とをデスクトップに移動してしのいでいたのですが、何度も何度も繰り返されるので、仕方なく meiryo_Kai602.ttc と meiryob_Kai602.ttc のファイル名をそれぞれ meiryo.ttc と meiryob.ttc に変えました。その後はメイリオ改ではない、本来のメイリオが勝手にインストールされることはなくなりました。

もしかすると、最近 Office2010 を使っていないからかも知れません。何かのきっかけでまた元に戻ってしまう可能性もあるかもしれませんがとりあえずメイリオとしてメイリオ改が使える状態になっています。
 
[433] 
2011/06/07(火)21:08:36 | URL | 水無月[編集
シカゴさん、お返事ありがとうございます。

同じ経験をされていたのですね。
まず、先に申し上げた「置換」は別の意味でした。
まさに元のファイル(meiryo.ttc,meiryob.ttc)そのものを削除してしまっていたので
(自動修復機能があるとは知らず…dllcacheに入る種類のものではないので)
そのままで通ると思っていました。
修復のタイミングはOfficeの起動とは何の関係もないかもしれません、
システム起動完了から数分後に検出機能が作動して修復が開始されたようです。

イベントの種類: 警告
イベントソース: MsiInstaller
イベントカテゴリ: なし
イベント ID: 1004
説明:
製品 '{91140000-0014-0000-0000-0000000FF1CE}'、機能 'ProductNonBootFiles'、コンポーネント '{B8F92320-3FBC-4C8B-88ED-A9A9E590D05A}' の検出に失敗しました。リソース 'C:\WINDOWS\Fonts\MEIRYO.TTC' がありません。

おっしゃっている方法(削除は同じだけれども元のファイル名にリネーム)で問題ないかどうか、
ファイル名以外に見ているかわからないのでやってみないとわかりませんが、
成功すれば大いに価値があるのでこれから行い数日間様子を見てみたいと思います。
結果はまたご報告にあがります。
 
[434] 
2011/06/09(木)22:05:24 | URL | 水無月[編集
お世話になっています。

あれから数日間にわたって様子を見ていましたが、
自動修復機能が作動することもなく何の問題も起こっていません。
ですので、6.02を製品の中に含むOffice 2010を使用する場合には
Officeインストール後に6.02を削除し、すぐに6.02改をmeiryo.ttc,meiryob.ttcにリネームして
%windir%\Fontsにインストールすれば良いと思います。

挙動から考えて、
・6.02と同じファイル名で6.02改があった場合は元の6.02が存在しなくても無問題。
・ただし、違うファイル名でファミリ等が同一のもの(meiryo_Kai602,meiryob_Kai602)があった場合、
 元の6.02の存在の有無にかかわらず自動修復される。

あえて両方使いたい場合には、私がやったようにttfname3でxmlを出力して、
 Family,UniqueIdentifier,FullName,PostscriptName
をかぶらないように書き換えて・・・と。
そこまでやるメリットがあるのかどうかは不明ですが(笑)
 
[435] 
2011/06/10(金)16:37:04 | URL | シカゴ[編集
水無月さん、こんにちは。

そうでした、思い出しました。6.02改、当初は Fontsフォルダではなく、他のフォルダに置きっぱなしでした。そのときは、

Fontsフォルダに 6.02 がインストールされる
→ 6.02をデスクトップに移動
→ 再起動後、デスクトップの 6.02を削除
→ 6.02改をあらためてインストール
→ しばらくは大丈夫だが、またいつの間にかFontsフォルダに 6.02 がインストールされている。

こんなことを何回か繰り返した後で、名前を meiryo.ttc と meiryob.ttc に変更した 6.02改を Fontsフォルダにインストール。これでうまく行ったんですね。半年以上前のことだったのですっかり忘れておりました。
 
[436] 
2011/06/12(日)15:28:17 | URL | 水無月[編集
シカゴさん、どうもです。お返事が遅くなりました。

なるほど、やはり自動修復の条件にぴたり合致していたみたいですね。
最初にシカゴさんから経験をお話しいただいていなかったなら、
もしかしたら気づかないままだったかも…ありがとうございました。

メイリオ6.02改はこの先まだまだ需要が続くと思いますので、
本件について本文へ追記されてはいかがでしょう。
今のところOffice 2010以外に6.02を含んでいるアプリは無さそうですね。
(知らないだけかも…)
 
[439] 本文に追記します
2011/06/13(月)12:31:47 | URL | シカゴ[編集
水無月さん、こんにちは。

そうですね。メイリオ6.02改を使っていらっしゃる方もおられるでしょうから、このことを本文中に簡単にでも追記しておこうと思います。ご指摘ありがとうございます。
 
[525] 
2012/04/05(木)05:39:17 | URL | ぬっこ[編集
こちらの記事を参考にメイリオ6.02改を導入させていただきました。
自分なりの方法もアレコレ使ったので、ちと長いですが経験談を…

・XP標準テーマのタスクバーメイリオ化
Stylerも考えたのですが、個人的には常駐型のものを極力減らしたいので、UXTenderでパッチを当てました。
このパッチは 起動→Patchボタン→再起動 だけだったので、むしろStylerよりお手軽でした。
テーマの方は標準の「Luna」をthemeファイル&フォルダごと複製し、別名で保存、改造を施しました。
msstyleファイルはStylerと同じ作者のSFCというツールで一括してフォントを「Meiryo UI」に書き換え、
Luna.theme(の複製)はメモ帳で開き、中に書かれているファイル名を全て複製後のものにしました(そうしないと認識してもらえない&Lunaが復元されたので)。

・海外のアプリケーションでの縮小対策
発生しないこともあるようですが。
これはフォントリンク時にスケーリングを指定してやることで解決しました。
>meiryo.ttc,Meiryo UI,128,72
128は例のおまじないで、72の部分がスケール指定になります。

↓の記事で知りました。
http://monado.dtiblog.com/blog-entry-127.html

・海外のアプリケーションがSimSun(?)化
英語部分は通常通りの表示なのですが、日本語部分が中国語用のフォントと思しき怪しい書体に変化してしまいました。
私の場合、文字の縮小対策であれこれ弄っていた時(一時期、何かの切っ掛けでスケール指定なしで上手くいったことがあったので)に突如発生し、スケーリング設定自体は成功したものの、元に戻らなくなってしまいました。

ならばいっそとメイリオ以外の行を消してみると、見事に豆腐化。
とりあえずアプリケーション側で指定されているであろうArialのフォントリンクを追加しつつ、泣く泣くメイリオの下の二行目にMSGOTHIC.TTC,MS UI Gothicを追加…
すると嫌がらせのように最上段のメイリオを無視し、MS UI Gothicで表示される日本語。

これはフォントリンク用のキャッシュか何かがあるのかな?とも考えてみましたが…
もはや再起動ループで疲れてしまったのと、普段あまり使わないソフトでのみ表示されるものなので
唐突にメイリオが適用されなくなった理由は謎のままですが、ここで一旦停戦協定を結びました。
 
[548] 
2012/05/16(水)12:31:54 | URL | シカゴ[編集
Snowyさん、こんにちは。

コメントありがとうございます。
ご返事が遅れて申し訳ありません。

私は未だに XP を使っています。
6.09はマイナーバージョンアップなんでしょうね。

●あ行のえを表した「衣」に由来する片仮名。
 「え」のカタカナ版
●ヤ行のエを表した「江」に由来する平仮名。
 「エ」のひらがな版

が追加されているんですね。こういうのが必要な分野もあるのでしょうか。私は初めて見ました。
 
[610] 見逃していました
2012/10/17(水)14:53:29 | URL | シカゴ・ブルース[編集
ぬっこさん

せっかく内容のあるコメントを頂いていたのに今日に至るまで気がつきませんでした。本当にごめんなさい。

「フォントリンク時のスケーリングを指定」や「「Luna」をthemeファイル&フォルダごと複製し、別名で保存、改造」することなど、情報提供頂いたことに対してあらためて感謝いたします。

ぬっこさんのコメントについて、本文に簡単な追記を書きました。御提起頂いた件についてはいずれ私も試してみようかと思っています。
 
[693] 
2013/06/22(土)15:21:46 | URL | 通りすがり[編集
このサイトの説明はとても分かりにくい。
手順の途中に情報を書いているので手順自体の完了ポイントが無い。
 
[730] リンク切れ報告
2013/09/11(水)01:16:47 | URL | TACT[編集
「関連記事」内のアンカー「ClearType Tuner(1)(2)」がリンク切れしていましたので報告します。尚、リンク先URLの「tag」の前に「?」を入れると解決します。
 
[731] Re: リンク切れ報告
2013/09/11(水)09:32:01 | URL | シカゴ・ブルース[編集
TACTさん、おはようございます。

ご指摘の件、早速直しました。

こういう誤りは指摘されないとほとんど気づくことができませんのでお手数をかけてお教え頂いたことに感謝しております。ありがとうございました。
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言語関連の用語について

 表現された言語(本来の意味の言語)を単に言葉あるいは言語、ことば…のように表記しています。ソシュール的な意味の言語(言語規範ないし思考言語)はカッコつきで「言語」あるいは「言語langue」・「ラング」・「ことば」等と表記しています。(背景色つきで「言語」のように表記している場合もあります)

 一般的な意味の概念を単に概念と表記し、ソシュール的な意味の概念(語の意義としての概念、いわゆるシニフィエ・語概念)はカッコつきで「概念」と表記します。(2006年9月9日以降)

 また、ある時期からは存在形態の違いに応じて現実形態表象形態概念形態のように用語の背景色を変えて区別しています(この文章では〈知覚形態〉も〈表象形態〉に含めています)。

 ソシュールの規定した用語を再規定し、次のような日本語に置き換えて表記します。詳細は「ソシュール用語の再規定(1)」を参照。

【規範レベルにおける再規定】

・シニフィアン  → 語韻     (ある語音から抽出された音韻)

・シニフィエ   → 語概念(語義) (ある語によって表わされるべき概念)

・シーニュ・記号 → 語規範(語観念)(ある語についての規範認識)

・記号の体系   → 語彙規範   (語すべてについての規範認識)

・言語      → 言語規範   (言語表現に関するすべての規範認識)

語概念・語韻は 語概念⇔語韻語韻⇔語概念)という連合した形で語規範として認識されています。語規範はこのように2つの概念的認識が連合した規範認識です。ソシュールは「言語langue」を「諸記号」相互の規定関係と考えてこれを「記号の体系」あるいは「連合関係」と呼びますが、「記号の体系・連合関係」の実体は語彙規範であり、言語規範を構成している一つの規範認識です。規範認識は概念化された認識つまり〈概念形態〉の認識なのです。

なお、構造言語学・構造主義では「連合関係」は「範列関係」(「パラディグム」)といいかえられその意義も拡張されています。

 語・内語・言語・内言(内言語・思考言語) について、語規範および言語規範に媒介される連合を、三浦つとむの主張する関係意味論の立場からつぎのように規定・定義しています。詳細は『「内語」「内言・思考言語」の再規定』を参照。(2006年10月23日以降)

  : 語規範に媒介された 語音個別概念 という連合を背後にもった表現。

内語 : 語規範に媒介された 語音像⇔個別概念 という連合を背後にもった認識。

言語 : 言語規範に媒介された 言語音(語音の連鎖)⇔個別概念の相互連関 という連合を背後にもった表現。

内言 : 言語規範に媒介された 言語音像(語音像の連鎖)⇔個別概念の相互連関 という連合を背後にもった認識・思考過程。

内語内言は〈表象形態〉の認識です。

なお、上のように規定した 内言(内言語・内的言語・思考言語)、 内語とソシュール派のいうそれらとを区別するために、ソシュール派のそれらは「内言」(「内言語」・「内的言語」・「思考言語」)、「内語」のようにカッコつきで表記します。

また、ソシュールは「内言」つまり表現を前提としない思考過程における内言および内言が行われる領域をも「言語langue」と呼んでいるので、これも必要に応じてカッコつきで「内言」・「内言語」・「内的言語」・「思考言語」のように表記します(これらはすべて内言と規定されます)。さらに、ソシュールは「内語の連鎖」(「分節」された「内言」)を「言連鎖」あるいは「連辞」と呼んでいますが、まぎらわしいので「連辞」に統一します(「連辞」も内言です)。この観点から見た「言語langue」は「連辞関係」と呼ばれます。ソシュールは「内語」あるいは「言語単位」の意味はこの「連辞関係」によって生まれると考え、その意味を「価値」と呼びます。構造言語学では「言(話し言葉)」や「書(書き言葉)」における語の連鎖をも「連辞」と呼び、「連辞関係」を「シンタグム」と呼んでいます。詳細は「ソシュール「言語学」(1)~(4)」「ソシュール用語の再規定(1)~(4)」「ソシュール「言語学」とは何か(1)~(8)」を参照。

 さらに、ソシュールは内言における 語音像⇔個別概念 という形態の連合も「シーニュ・記号」と呼んでいるので、このレベルでの「シニフィアン」・「シニフィエ」についてもきちんと再規定する必要があります。

【内言レベルにおける再規定】

・シニフィアン  → 語音像(個別概念と語規範に媒介されて形成される語音の表象)

・シニフィエ   → 個別概念(知覚や再現表象から形成され、語規範の媒介によって語音像と連合した個別概念)

・シーニュ・記号 → 内語

・言語      → 内言

ソシュールがともに「シーニュ・記号」と呼んでいる2種類の連合 語韻⇔語概念語規範)と 語音像⇔個別概念内語)とは形態が異なっていますのできちんと区別して扱う必要があります。

 また、実際に表現された言語レベルにおいても、語音個別概念 という形態の連合が「シーニュ・記号」と呼ばれることもありますので、このレベルでの「シニフィアン」・「シニフィエ」についてもきちんと再規定する必要があります。

【言語(形象)レベルにおける再規定】

・シニフィアン  → 語音個別概念語規範に媒介されて実際に表現された語の音声。文字言語では文字の形象

・シニフィエ   → 表現された語の意味。個別概念を介して間接的にと結びついている(この個別概念語規範の媒介によってと連合している)

・シーニュ・記号 → (表現されたもの)

・言語      → 言語(表現されたもの)

 語音言語音語音像言語音像語韻についての詳細は「言語音・言語音像・音韻についての覚書」を、内言内語については「ソシュール用語の再規定(4)――思考・内言」を参照して下さい。また、書き言葉や点字・手話についても言語規範が存在し、それらについても各レベルにおける考察が必要ですが、ここでは触れることができません。