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STAP問題 実験参加解禁も…小保方氏は「体調悪い」と出勤せず

産経新聞 7月1日(火)12時7分配信

 STAP細胞の論文不正問題で、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)が細胞の存否を確認する検証実験への参加初日となった1日、小保方氏が所属し、実験が行われている理研発生・再生科学総合研究センター(神戸市)への出勤は見送られた。小保方氏から、「今日は健康上の理由で出勤できない」と連絡があったことを同センターが明らかにした。参加期間はこの日から11月末が予定されている。

【図で見る】STAP論文の主な不正と疑惑

 CDBの広報担当者によると、同日朝、小保方氏本人がCDBスタッフと電話で話し、出勤しない旨を伝えたという。広報担当者は「小保方氏は健康状況を見ながら出勤することになるだろう。順調に実験が稼働し始めれば、日々出勤することになるのではないか」と話した。

 小保方氏が実験に参加する場合、理研の別の研究者が立ち会い、監視カメラで撮影するなど実験の透明性を確保することになっている。

 一方、小保方氏の代理人、三木秀夫弁護士は1日、大阪市内で報道陣の取材に対し、出勤する日時はノーコメントとした上で、「速やかに参加したいが、小保方氏の平穏が確保されるまではセンターに出勤するのは難しいのでは」と述べた。理研側に、小保方氏が実験に専念できる環境を確保してほしいと要請したという。

 また、4月までの調査で理研の調査委員会によって認定された2点の研究不正以外の疑義について、理研が追加調査を開始したことに対しては「検証実験と同時並行で調査に協力することは厳しい。われわれは実験が最優先と考えており、理研には配慮をいただきたい」と話した。

最終更新:7月1日(火)12時55分

産経新聞

 

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