集団的自衛権:平和への願いを短冊に…渋谷駅周辺

毎日新聞 2014年06月30日 21時34分(最終更新 07月01日 06時53分)

JR渋谷駅前であった集団的自衛権行使容認の閣議決定に対する抗議行動で、ささにつるされた短冊=東京都渋谷区で2014年6月30日午後7時28分、西本勝撮影
JR渋谷駅前であった集団的自衛権行使容認の閣議決定に対する抗議行動で、ささにつるされた短冊=東京都渋谷区で2014年6月30日午後7時28分、西本勝撮影

 集団的自衛権の行使容認に反対する市民たちが30日、東京・渋谷駅周辺で、七夕のささ飾りに見立て、道行く人に平和への願いを込めたメッセージを短冊に書いてもらうイベントを開いた。

 参加者はタンバリンや太鼓を持ち、歌ったり、手拍子をとったりしながら、「集団的自衛権の容認はアメリカの戦争に参加するということ」「誰も殺したり、殺されたりしたくない」とマイクで訴えた。短冊に「心からの笑顔を」と書いた渋谷区の会社員、古林沙子(よなこ)さん(33)は「笑顔は平和につながる。戦争ではなく話し合いで解決することができる道があるはずだ」と話した。【戸上文恵】

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