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 徳島県の鳴門市消防本部は30日、2011~13年度に暴力を含むパワハラ行為をしたとして、消防士長(30)と別の消防士長(35)の男性2人を3カ月と1カ月の停職処分に、20~30代の消防士長ら男性3人を文書訓告にした、と発表した。被害者は20代の消防士計8人で、うち1人はパワハラが原因で同日付で依願退職した。

 本部によると、停職の2人は当時、署で若手の指導的立場。30歳の消防士長は日常的な平手打ちや耳の引っ張り行為、脅しまがいの言葉遣いなど約80件、35歳の消防士長は、突然「歌え」と強いるなど約10件のパワハラがあったという。

 今年4月末、被害者の一人が上司に相談して発覚。青木利治消防長は「行き過ぎた嫌がらせで個人の尊厳を不当に傷つけ、消防への信頼を損なった。署員と管理職のコミュニケーションや信頼関係に問題があった。再発防止をはかりたい」と話した。