こんにちは、営業担当の黒瀬です。
富山市内で新築中のIW様邸が先日無事に上棟しましたので、その様子をお伝えします。
前回は地鎮祭と起工式までお伝えしていました。
地鎮祭の後に地盤調査をしたところ、残念ながら地盤改良が必要という結果が出ました。
余分な費用は掛かってしまいますが、長く安心して暮らしていただくには強固な地盤はとても大切です。
早速地盤改良工事にとりかかりました。
トミソーでは最近この砕石パイル工法で改良工事をすることが多いです。
穴を掘って柱状にコンクリートを流し込む代わりに、砂利を穴に詰め込んでいきます。
工事中に粉塵が出ない、液状化現象を緩和する、解体した時に地中にコンクリートが残らないなど、通常の表層改良や柱状改良に比べてのメリットがいろいろあります。
出来上がりはこんな感じ。
地面に水玉模様でなんだか可愛いですね☆
改良工事が終わったところで、仮設トイレと工事看板も設置され、いよいよ基礎工事が始まりました。
まずは基礎のラインに合わせて、ユンボで掘削していきます。
次に基礎の形に合わせて地盤面を均して固めていきます。
地鎮祭の時に神主さんからいただいた鎮め物も忘れずに埋めました。
そしてベースの型枠を組んだら、鉄筋を組んでいきました。
鉄筋のピッチなどを細かく自主検査でチェックしました。
そして瑕疵補償保険のチェックも入ります。
検査が終わると次はコンクリートを打っていきます。
ベースに続いて布基礎にもコンクリートが打たれました。
型枠を外したらキレイな基礎が姿を現しました。
先行配管も終わり、いよいよ木工事に入ります。
まずは土台敷きから。
この男の出番です。
土台を敷いたこの日は、とても良い天気となりました。
さすが自称晴れ男の棟梁ですね。
土台が敷き終わると足場が組まれ、建て方を待つばかりとなりました。
建て方初日、朝の10時ごろに現場に着くと、すでにここまで工事が進んでいました。
山下社長も来ておられました。
この日は立っているだけで汗ばむくらいの陽気でした。
お天気にも恵まれ、この日大工さん二人だけでここまで建ち上がりました。
1階の柱と壁パネルはほぼ組まれて、桁の一部も乗っています。
翌日はヘルプの大工さんが大勢来て、一気に棟上げまでしてしまいます。
天候は快晴とまではいかないですが、前日よりも気温が低いので作業効率も上がりそうです。
10時前にはIW様も現場に来られて、工事のスピードの早さに驚いておられました。
大工さんの休憩中には、建物の中に入って見ていただきました。
仮設の階段を上って2階も。
見晴らしが良くて気持ちいいですね。
午前中には2階の桁まで完全に上がりました。
そして職人さん達が待ちに待ったランチタイム♪
IW様には美味しいお弁当を用意していただきました。
しっかりエネルギー補給をして、午後からのラストスパート頑張りましょう!
午後の早いうちに屋根の野地板まで張り終わり、3時ごろからはルーフィングの施工が始まりました。
翌日からは雨の予報でしたので、これで一安心です。
4時には予定の工程が全て終わりました。
お気付きですか?このお家には正面に窓が一つも無いんです。
私もこういったお家は経験が無いので、どんな仕上がりになるのか楽しみにしています。
さて、祭壇の準備も整ったので、いよいよ上棟式です。
IW様ご夫妻、トミソースタッフ、黒田棟梁と共に、親族代表として山下社長にも参加していただきました。
まずは祭壇に向かって二礼二拍手一礼。
黒田棟梁から順に、IW様、木村社長と続きます。
ここで私のチョンボが発覚!
本来の順番からすると、社長の前に親族の山下社長にお願いしなければいけなかった(><)
そんな私のミスで多少の混乱はありましたが、その後は滞りなく式は進んでいきました。
次に建物の四方を清めていきます。
お清めの後は、木村社長の挨拶、加藤工事部長の「誓いの言葉」と続いていきました。
そしてIW様にもご挨拶いただきました。
職人へのねぎらいのお言葉と、建ち上がった我が家を見てようやく実感が湧くようになったというお話をいただきました。
最後にみんなでお神酒で乾杯して、無事に上棟式が終了しました。
記念に祭壇の前で一枚。
逆光で写りがあまり良くないですが、一番いい写真はおそらく奥様のiPhoneの中にあるはずです☆
最後に職人さん達にご祝儀と引き出物をいただきました。
IW様、ありがとうございました。
みんなが現場を立ち去った後、黒田棟梁と現場担当の梅本と設計担当の谷井と私の4人が残って、なんとなく反省会のようなものが始まりました。
反省会と言ってみたものの、工事は大きなトラブルも無く、予定以上のペースで進んだので、私のチョンボ以外の反省点はほとんど無かったような気がします。
これも、事前にしっかりと予習をしてから建て方に臨んでくれた黒田棟梁のおかげですね。
元々雨の予報だったのも一日ずれて、自称晴れ男もこのドヤ顔です。
棟梁も二日間お疲れ様でした。
そんなこんな話をしていたら、IW様がお母様にお家を見せる為に戻ってこられました。
お母様もたった二日でここまで建ち上がったのを見て、びっくりしておられました。
そして辺りが暗くなり始めたころ、ポツポツと雨が落ちてきたので、全員解散して現場をあとにしました。
今回のIW様邸の建て方は天候に恵まれ、さらに棟梁と現場担当の事前の入念な準備もあって、無事に終えることができました。
やはり予習は大切ですね。
ここからは本格的な造作工事が始まります。
この先も無事に竣工まで進むように心から願っています。
IW様、この度は上棟おめでとうございました。