最近、友人と恋愛話をよくするんだけど、みんなけっこう「彼氏(彼女)に幸せにしてもらいたいなあ」「結婚してしあわせになりたいなあ」ってことを言うんですよ。
でね、オレの考えは「今が幸せな人、一人でいても幸せな人、恋人・パートナーがいなくても幸せな人じゃないと、恋愛をしたって幸せにはならない」と思うんです。
不幸な人と不幸な人がくっついたら、さらに不幸になるよね。
スポンサード・リンク
不幸同士の恋愛がうまくいっているのを見たことがない
まあ不幸同士がくっついても、恋愛って最初はときめきホルモン的なものが出るから、少しの間は幸せかもしれないよ。
だけど、こういうカップルは続かないか、片方もしくは両方がガマンを強いられることになって、キツイと思う。
自分が見てきた限りでは「恋人に幸せにしてもらいたい」って依存の気持ちが強い人は、本当にたくさん恋愛をするわりに、恋愛が長く続かないか、不幸な恋愛ばっかりになっている……ように思う。
ま、これ斎藤一人さんが結婚について言っていたことから閃いたんですけど。
不幸+不幸はダブル不幸だよ。なんで不幸同士が結婚して幸せになるの?足し算習ったでしょう。ね。
それより「俺、今幸せなんだよ。だから、結婚しても幸せだし、しなくても幸せだよ」っていうと、そういう人が出てくるの。
「俺、幸せでしょうがねえんだ」
「私、幸せなのよ」
で、幸せな人同士がくっついたとき、初めて幸せになるの。ダブル幸せなの。わかるかい?
あのね、ダブル幸せか、ダブル不幸しかないの。だって、波動が合わないの、くっつかないんだから。わかるかい?
片方が幸せで、片方が不幸とかないよ。
これ、別に結婚じゃなくても同じだと思う。恋人でも、家族でも、たぶん友情でも同じだろうな。
幸せ空間と不幸空間
結局、幸せな人間が集まると幸せな空間ができる。幸せな人と普通の人が集まると、ちょっとだけ幸せな空間ができる。普通の人だけなら普通の空間。
で、不幸な人が集まっても不幸な空間しかできないんだよ。
たとえば、家族でも同じ。親が幸せなら子どもが幸せになるんだよ。親が不幸なのに、子どもを幸せにしよう……ってムリだと思う。
アランの「幸福論」にも書いてあったことだけど、不幸も幸福も伝染るんだよね。だから、親が自分を犠牲にして子どものためにイロイロやっても、結局は親の不幸が子どもにうつってしまってうまくいかない。と思う。
子どもって親の機嫌を気にしているからね。スゴイ気にしてるからね。親がいつも不機嫌だとビクビクしちゃうよね。
他人への幸せ依存を越えて
他人に幸せにしてもらおうっていう依存心があるうちは、なかなか安定した幸せを得ることはできないと思います。
まずは、自分で自分を幸せにできるような明るさや楽しい考え方を持つことからはじめていきましょう。自分が幸せになればなるほど、周りも幸せになるし、幸せな人が集まってきます。
スポンサード・リンク