ニュース詳細
原発未稼働の夏 節電呼びかけへ7月1日 4時40分
K10056362411_1407010503_1407010516.mp4
政府は1日から9月末まで、沖縄を除く全国の家庭や企業に対して、数値目標を設けない形で節電を呼びかけます。
ただ、ことしは東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと、原発が稼働していない初めての夏を迎えることになり、厳しい電力需給となりそうです。
政府は、ことし夏の全国の電力需給について、安定供給に最低限必要とされる電力は確保できる見通しを示しているものの、発電所などで大規模なトラブルが起きた場合に備える必要があるとして、沖縄を除く全国の家庭や企業に対して、数値目標を設けないかたちで節電を呼びかけます。
節電の期間は1日から9月30日まで、平日の午前9時から午後8時までで、お盆の8月13日から15日までの3日間は除きます。ただ、ことしは東京電力福島第一原発の事故のあと、国内で原発が稼働していない初めての夏を迎えます。
特に、これまで原発の依存割合が高かった関西電力と九州電力の管内は単独では供給力に余裕がないため、周波数の異なる東日本の電力会社から融通を受けることで最低限必要な電力を確保できる見通しです。
政府は、想定以上の猛暑や発電所でのトラブルが起きた場合には数値目標を伴う節電要請を検討することもあるとして、去年以上の節電を呼びかけています。
[関連ニュース]
[関連ニュース] 自動検索 |
[関連リンク] |
|