ニュース・お知らせ
初日を、日本の社会保障制度の現状と将来。その中の「地域包括ケアシステム」。そして、そこに謳われている人権擁護。人権擁護運用での「成年後見」の位置付けを地域包括支援センター管理者をお招きして学びました。
二日目のこの日は、職業後見人の引き起こす絶え間ない倫理欠如がもたらすトラブル。後見人の半数を占める親族後見人の難しい立ち位置での問題。介護施設での人権問題のひとつの救い道である後見制度。ニュースにならない高齢者の経済的被害の実際など。
沢山の事例を交えて、関連質問も受け充実した講習会でした。
次回は、このような現実問題に触れて問題意識を高め、いよいよ成年後見概論と実際の活動(倫理)倫理となります。
現実に起こっている問題やトラブルを知らなければ、制度や法律を幾ら一方的に吹き込まれても身につかないし現実感がイメージできない。
ましてや、様式や書き方など知っても現実にどの程度の方がそれを実践するか疑問だ。
殆どの申立ては、弁護士や司法書士が有償で行っているのが現状だ。
本当に地域貢献が出来る「市民後見人」を育てるために試行錯誤している。