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運動「以外」を記録するウェアラブル機器:ソニーモバイル「SmartBand SWR10」レヴュー

ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社(以下ソニーモバイル)が世界各国で3月より順次発売し、日本では5月23日より販売を開始したリストバンド型のウェアラブル端末「SmartBand SWR10」。その未来性をじっくりと試してみた。

 
 
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TEXT AND PHOTO BY KAZUYA ORIHARA

WIRED
・運動以外の行動に絞ったコンセプト
・アクティヴィティを表示するグラフィックなアプリが面白い

TIRED
・活用方法はユーザーに委ねられている

「ウェアラブル」なデヴァイスが世の中を賑わせてはいるけれど、いまもっとも受け入れられている分野は、ランニングやフィットネスをターゲットとした運動管理を目的したタイプだ。

しかし、運動だけがウェアラブルのもつ未来の姿でないだろう。普段スポーツを嗜まない人もターゲットにしたウェアラブルとしてぼくが注目しているのが、ソニーモバイルの「SmartBand SWR10」だ。

その外観は、シリコン製の腕時計のようなものだと言いたいが、デジタル表示部はないので腕時計にはならない。中核部にあたる部分は、バンドの内側に隠れて装着されている、縦4cm×横1.5cm程の「コア」と呼ばれるパーツ。その中には、スマートフォンとワイヤレス通信するためのBluetooth通信モジュール、タッチ対応のNFC、バッテリーなどの機能を集約している。

現在、SmartBand SWR10に対応しているスマートフォンはAndroid 4.4 / Bluetoooth 4.0以上のもので、ぼくの所有するiPhone5も、Xperia Zも対応していない。「SmartBand SWR10」を利用できるスマートフォンは、Xperia Z2が第一の候補となる(今回のレヴューはすべて、Xperia Z2とともに行っている。対応機種はここで確認できる)。ただし、スマートフォンの世代交代とAndroid OSのアップデートによって、いずれ対応機種も増えることだろう。

実際にSmartBand SWR10を活用してみよう。

 
 
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