30~40代・年収ダダ下がりの現実。もう男は頼れない!
やっと景気が良くなってきて、「賃上げ」の声も聞こえてくる今日この頃。では私たちの給料もどんどん上がるかというと……そう話は簡単ではない。特に、男性の給料はこの15年ダダ下がり中で、景気よりもっと根深い問題がありそうなのだ。もう男は頼れない!?
男性の年収が80~90万円も下がっている
いま、男性サラリーマン(アルバイトなど非正規を含む)の給料が下がり続けているのをご存じだろうか?
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男性の平均年収を1997年→2012年で比べると、
30代前半=513万円→431万円(マイナス82万円)
30代後半=589万円→498万円(マイナス91万円)
40代前半=645万円→561万円(マイナス84万円)
40代後半=695万円→614万円(マイナス81万円)
※(国税庁「民間給与実態統計調査」)。
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この15年、男性の給料は右肩下がりなのだ!
一方で、30~40代女性の平均年収は280万~290万円と低いけれど、男性ほど減っていない(この15年でマイナス10万円~プラス9万円)。
また、男性サラリーマン(アルバイト等含む)のうち、年収300万円以下の人は、1997年には14%しかいなかったのが、2012年には24.3%。4人に1人まで増えてしまった(「民間給与実態統計調査」)。
大企業のサラリーマンと結婚しても安心できない!
特に製造業は深刻で、半導体大手のルネサスエレクトロニクスや、ソニー、シチズンなどが大量の早期退職者を募集した。
そして、これは景気が良い・悪いより、もっと深刻な問題らしいのだ。『10年後に食える仕事 食えない仕事』などの著書がある、ジャーナリストの渡邉正裕氏が説明する。
「製造業などブルーカラー的で労働単価も安く人種も関係がない仕事ほど、グローバル化とIT化の影響を受けます。すでに進行中ですが、仕事のほとんどが人件費が10分の1ほどの中国人やインド人に置き換わってしまうからです」
『男性不況』という著書がある永濱利廣氏(第一生命経済研究所経済調査部主席エコノミスト)によると、そういったグローバル化の波をモロにかぶるのが、男性なのだという。いままで主に男性の職場だった製造業と建設業の仕事がどんどん減っている。逆に女性が多い医療・介護・サービス業などの仕事はどんどん増えている。
それが、「男性の平均年収はダダ下がり、女性の年収は横ばい」という数字に表れている、と永濱氏は言う。
大企業のサラリーマンと結婚したのに、夫が40代で早期退職しちゃって、次の職がアルバイトしかない――そんな話がザラになる時代が来ているのかもしれない。
― 40代[年収200万円台時代]の衝撃【1】 ―
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