ここから本文です
最終更新:2014年7月1日(火) 1時0分

“集団的自衛権”に反対、過去最大級の官邸前デモ

 7月1日に閣議決定される集団的自衛権の行使容認をめぐり、憲法解釈の変更に反対を訴えるデモが総理官邸前で行われています。

 30日夜、総理官邸前。集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈の変更に反対を訴えるデモが行われました。

 「総理官邸の前の通りなんですけれども、ずらっと長い列が100m以上にもわたってできています。これだけ大規模な集会が開かれるのはここ最近では非常に珍しい光景と言えるのではないでしょうか」(記者)

 主催者によりますと、集まった人々は1万人を超えました。

 「声あげないとまずいんじゃないですか。正当性ないですよね、安倍総理がやっていることは」(30代男性)
 「なんで憲法を閣議決定でかえてしまうのか。一番それが納得いきません」(40代女性)

 安倍総理は、人々の声に何を思うのでしょうか。日本の安全保障政策は、7月1日に大きな転換点を迎えます。

 午後8時半から総理官邸前に来ていますが、午後11時を過ぎた現在も、鳴り物などを鳴らしながら集団的自衛権容認に反対する声を上げています。

 取材を続けていて感じたのが、20〜30代の若い人が多いということです。話を伺っていると、「ツイッターやフェイスブックで知って参加した」といった意見を聞かされました。話を聞いた人の中には、「こういったやり方、強引な決め方に対して非常に憤りを感じている」といった29歳の男性の方や、「戦争は知らない世代ですが、こういうふうに戦争が始まっていくんだ、という危機感、恐怖心でこちらのデモに参加した」といった30代女性の話も聞けました。(30日23:03)

この記事の関連ニュース

2014年6月30日(月)のニュース一覧

社会

政治

経済

国際

スポーツ

列島トピックス