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2020年、任務を終えた探査機に送信される人類からのメッセージ

2020年頃に太陽系を脱出する無人探査機「ニュー・ホライズンズ」に、「人類からエイリアンへ向けたデジタル・メッセージ」を公募して送信するというプロジェクトが開始された。

 
 
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TEXT BY DUNCAN GEERE
IMAGE BY NASA
TRANSLATION BY RYO OGATA, HIROKO GOHARA/GALILEO

WIRED NEWS (UK)

冥王星に接近したニュー・ホライズンズの想像図。

現在、木星から冥王星を目指して宇宙空間を進んでいる無人探査機「ニュー・ホライズンズ」は、あと約1年で冥王星に到達し、凍った地表を初めて近接撮影する。

その後ニュー・ホライズンズは、凍った小惑星が太陽系の果てに集まったカイパーベルトで何らかの天体を探査することになっているが、その天体はまだ決まっていない。ミッションチームは、研究にふさわしい天体を探し出すため、ハッブル宇宙望遠鏡等を使って目標を検討している

2020年頃、カイパーベルトの探査がすべて完了した段階で、米航空宇宙局(NASA)は最後に、ニュー・ホライズンズへ向けて、あるデータを送信することになった。人類からエイリアンたちへ向けたデジタル・メッセージだ。

ニュー・ホライズンズはこのメッセージを、太陽の影響圏の外にある未知の暗闇へと運び出す(太陽系外に出る人工構造物としては、パイオニア10号と11号、ボイジャー1号(日本語版記事)と2号(日本語版記事)に続いて5番目になる。これら5機の軌道図や現在位置がわかるサイトはこちら)。

 
 
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