人は他人との距離が近いほど異変や違和感に敏感になります。
もし隣や正面に座った瞬間「あれ?」と違和感を感じたら、次回も身構えてしまう、そんな経験は誰しもあるはずです。
いきなり仲の良かった人と疎遠になった場合、何らかの口内トラブルによって不快感を与えてしまったかもしれません。
逆に言うと清潔な口元は周囲に好印象を与え、親密度を増すことができます。
そこで今日は、口臭の原因とも言われるドライマウスを防ぎ、親近感のわく口元になる方法をまとめてみました。
ドライマウスとは?
ストレスや加齢・内臓疾患・薬の副作用など様々な原因が引き金で唾液が減ること。
症状は、
- 口の渇きやネバネバ感
- 舌のひりつき
- 舌が白っぽくなる
- 会話がしにくい
- 口臭
- 舌のひび割れ
- 味覚障害
- 不眠
など・・・。
また唾液が減るために、虫歯や歯周病の進行が早く、細菌やウイルスが体内に侵入しやすくなる弊害も。
ドライマウスを防ぐポイント
1.水代わりにカフェインを摂取しない
カフェイン含有率の高いコーヒーは利尿作用があるため身体の水分量を減らします。
そのためコーヒーで喉を潤していると次第に口が乾いてしまうのです。
2.鼻呼吸をする
口呼吸は唾液を減らし乾燥させ、虫歯の大きな原因に。
睡眠中口元にシールを貼ることで鼻呼吸を訓練するグッズ、寝ながら付けられるマウスピースなどを利用してみましょう。
3.舌回し運動で唾液アップ
舌を口の中で歯茎にそって、グルグルとゆっくり回します。
1日に何度か繰り返すだけで唾液の分泌量が増え、さらにほうれい線予防にもおススメです。
4.シュガーフリーガムを噛む
しっかり噛むことで唾液を増やします。 同じように食事をするときもよく噛みながら食べましょう。
5.唾液を増やすツボを押す
顎のフェイスラインの耳に近い所から、指1本程度斜め前の窪み部分にある「頬車」というツボは、顎関節症や歯痛、唾液の分泌に役立ちます。
入浴中などリラックスしながら押してみましょう。
参考動画はこちら
6.ストレスをはきだす
ストレスが溜まると自律神経の働きが低下し、唾液の分泌量が大幅に減ってしまいます。
何か1つ、心が解放される趣味や時間を作っておきましょう。
おわりに
口のトラブルは自分では中々気付きにくいもの。
なるべく早く信頼できる専門家や家族に相談し予防することがポイントです。
人間関係の改善のためにも心がけておきたいですね。