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「キム第1書記 ロケット発射を指導」6月30日 12時29分
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北朝鮮の国営メディアは、キム・ジョンウン第1書記が「戦術ロケットの発射を指導した」と伝え、北朝鮮は29日、キム第1書記が視察するなか、日本海に向けて短距離弾道ミサイルを発射したものとみられます。
北朝鮮の朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は30日「キム・ジョンウン第1書記が戦術ロケットの発射訓練を指導した」と写真入りで大きく伝えました。
写真には、キム第1書記が高台のような場所から発射を見守る様子や、飛行するミサイルとみられる物体が写っています。
北朝鮮は29日、東海岸のウォンサン付近から短距離弾道ミサイル2発を発射して、およそ500キロ沖合の日本海に着弾させており、韓国軍の当局者は「労働新聞」が伝えたキム第1書記の視察は29日の弾道ミサイル発射だという見方を示しました。
また、韓国統一省の報道官は30日、北朝鮮が発射を行った意図を慎重に分析していることを明らかにしました。
1日は日本と北朝鮮の政府間協議が行われるうえ、今週3日には、中国の習近平国家主席が北朝鮮よりも先に韓国を訪問してパク・クネ大統領と首脳会談を行う予定で、専門家は、北朝鮮がミサイルを発射したのは、日本の出方を見る意図や中国をけん制するねらいなどがあるのではないかと指摘しています。
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