扇風機やエアコンをオンにするこの時期は、眠りにつくまでに時間がかかり、熟睡しにくい日が増えがちです。
やっと眠れたと思っても途中で目覚めてしまい、時計の針がさほど進んでいなければ、それがストレスとなってさらに悪循環になる場合も。
そのまま眠れずテレビや携帯を見たり、起きだして仕事を片付け始めることがあるかもしれません。
次の日の生産性を高め元気に過ごすためには、質の良い睡眠が鉄則です。
また睡眠は、身体の傷ついた組織やDNAを修復するホルモンが活発に分泌される大切な時間です。
季節に関わらず安眠できる簡単なコツを覚えておきましょう。
1.眠る前にコップ1杯の温かい牛乳を飲む
リラックス効果の高いホットミルクやカモミールティーを飲むことで、身体と脳に睡眠に入るステップとして記憶させることができます。
ただし、コーヒーや紅茶、緑茶などのカフェイン入りの飲料は、身体を目覚めさせ逆効果となり注意が必要です。
2.アロマオイルの活用
特に安眠効果のあるスイートオレンジは脳の疲れを取り、心地よい眠りを誘います。
アロマデフューザーは部屋全体にアロマの香りを行き渡らせますが、ティッシュに数滴垂らして枕元に置くだけでも十分効果があるでしょう。
3.to doリストを作る
明日はあれをしよう、これをしよう、仕事の手順は・・。
などとベッドに入った状態で考えてこんでしまうと、交感神経のスイッチが入ったままになり、眠りから遠ざかってしまいます。
眠る前にやることリストを作成し頭を整理することで、睡眠モードに入ることができるのです。
4.携帯やタブレットの電源はオフに
携帯等から発せられるライトは、睡眠に重要な役割を果たすホルモンであるメラトニンの分泌を阻害します。
携帯を握りしめたままうつらうつら、なんてことは止めましょう。
5.アーモンド・豆乳を摂取する
アーモンドに含まれるマグネシウム・豆乳やチーズに含まれるカルシウムは、睡眠ホルモンメラトニンの生成を促し、脳をリラックスさせ眠りにつく働きをします。
ただし眠る直前ではなく日中に率先して摂取しましょう。
6.アラームを気にしない
眠れないからといって、1分経過、1秒経過、1時間経過とカウントすることはNG。
秒針の動きや音を感じない程度に置き場所を工夫することがポイントです。
7.ベッドの上であれこれしない
ベッドルームはあくまで睡眠して身体を休めるための場所と決め、飲み食い、仕事の持ち込み、まるでリビングであるかのようにテレビを見て過ごさないようにしましょう。
場所を明確にすることで脳が睡眠の場所と認識するようになります。
いかがだったでしょうか。
ポイントは、身体と脳に「今から眠ります」という合図を送り、睡眠前はなるべく同じ行動を取ることです。
次第に時間が来ると早くベッドに入りたくなりますよ。