LINE乗っ取り詐欺被害にあい対策対処の一部始終を公開します。
2014年6月29日午後17時55分、携帯電話が鳴りでてみると
「LINE乗っ取られてるよ」との知らせが。
「!!!!!!!」
そして自分のiPhoneでLINEラインを見てみると、確かにログインできない。
エラーっぽい感じになっている。
そして、
以下のメッセージがLINEで送られてきたと親切な知人が送ってくれました。
こ、これは…
これを送ったのは僕ではありません…
完全にLINEアカウントを乗っ取られていますね。
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LINEは普段殆ど利用しておらず、セキュリティが甘かったのかもしれません。
携帯iPhoneに登録してある電話番号も15年以上の携帯電話利用の歴史全てがつまっており、
またfacebook繋がりも1000人以上いて相当な数に拡散されたかもしれません。
LINE乗っ取りが何故わかったか
LINEアカウントが知らない誰かに乗っ取られて、コンビニでWEBマネーを購入させられる詐欺の手口は僕も知っていました。
後で返すからとお金借りてWEBマネー買ってもらって、
シリアルナンバーだけLINE画像で送ってもらう手口です。
シリアルナンバー分かればWEBマネーにログインしてポイントを移してしまって騙し取り完了です。
今回はいち早く連絡をくれた知人のお陰で
LINEアカウントが乗っ取られている事を知ることができました。
実際に既にのっとりされているLINEアカウントには、
自分のiPhoneやパソコンからログイン出来ない状況になっていて、
おそらく登録に利用するメールアドレスやパスワードを犯人が変更したのだと思います。
幾つか試してみましたが、ログインできなかったので
すぐにLINE運営ヘルプにアカウント乗っ取られ報告を送りアカウントの削除を要請しました。
たまたま手が空いてる状況で直ぐに対応出来て良かったです。
上記のようなLINEアカウントのっとり報告を秒速で送りました。
18時15分頃でしょうか。
不幸な僕に親切な知人が情報くれて大感謝
こんな時に頼りになるのが友人知人の皆様のご協力。たくさんの友人知人に「手伝ってもらってもいいですか?」ラインメッセージに
快く「なんですか?」とリアクションして頂いて僕の心は本当に泣いていました。
なんというか… 本当にご迷惑おかけしました!
そしてLINE乗っ取りされているので、様々な方に詐欺煽りが入っていきました。
すぐさま対応していきましたが、迷惑な詐欺メッセージがいった皆さん、
本当にすいませんでした!
ご迷惑おかけしました。
LINEのっとり詐欺被害園山恭平対処の一部始終
それでは僕園山恭平のLINEアカウントが乗っ取られて、どのように対応していったかを時系列的にまとめて公開していきます。
今後LINEアカウントのっとりは更に被害出る可能性あるので、
その対処法の一助になればと思います。
- 知人の連絡によりLINEアカウントのっとりを知る 僕自身が普段あまりLINEを利用していないので、知人からの連絡により状況を知りました。
- 自身のLINEアカウントにログインしようとしてみた 乗っ取りされているLINEアカウントにログインできないか試してみました。
- LINE運営に問題発生報告とID削除申請 ログイン出来ないのでLINEアカウント削除申請をしていきました。
- 警察に通報 詐欺被害が甚大になる可能性もあったので、110番して警察に通報しました。
- 練馬署地域化の巡査が到着➝状況検分 練馬署の巡査がわざわざ豪雨の中来ていただきました。
- 練馬本署に状況検分と被害届提出へ こういった新興詐欺みたいなのもきちんと声をあげないとなかなか警察捜査は進まないので
- 僕ののっとられアカウントは退出 その後知人のご好意での連絡により、
親切にも詐欺メッセージ入りの画像もおくってくれました。
(その後、多数の友人知人が画像情報を送ってくれて大変助かりました)
登録に利用しているメールアドレスとパスワードも変更されているようで、
ログインできませんでした。
(ログインできたらパスワード変更等で対応できたのですが、既に変更済みでした。)
LINE運営側は電話窓口がないので問い合わせフォームより大至急送信していきました。
上記の窓口より送りました。
のっとり発覚からおおよそ10分程度で送ったかと思います。
きちんと内容を伝えたのですが、「とりあえずそちらに警察官が向かいます!」とのこと。
ちょうどこの日は都内ゲリラ豪雨で大変な日。
ご苦労さまです。
しかし内容がサイバー系で苦手分野とのことで話が進まず。
被害届的なものを提出したいという僕の申し出がなかなか進まず一旦本署戻しとなりました。
豪雨の中ご苦労様です。
僕は被害届的な申請を出しに警察署にいきました。
警察や警視庁は何かと不思議な御縁があります。
警官も人間です。
きちんと順序立てて説明すればわかってくれるし、皆自分の使命に向けて活動しています。
取調室で実況見分を。
内容がサイバー的なので警察署では限界あるのは僕も承知していましたが、
対応にあたってくれた保安係主任の氏が好意的な対応で前向きに取り扱って下さいました。
やはりこういう現時点では実態が掴みづらいものでも声を上げることは大切です。
警察でも「実際の現金被害や人体的被害」が無いと被害届出せない、
警察は関与できない、という姿勢の方も多々おられて僕自身も憤慨した経験がありますが、
市民の困っていることにきちんと耳を向けてくれる姿勢で取り組んでもらえれば、
実態が掴みづらい内容でも前向きに解決に進んでいくのだと思います。
今回は警視庁本庁のサイバー係に回すということで後日連絡頂ける形となりました。
僕の乗っ取られアカウントは「退出」したとのことを知りました。
「園山恭平が退出しました」とあります。
LINEアカウントが削除されたのか、何らかの変更が行われたようです。
この退出で終了となればよいのですが、
翌日6月30日12時現在LINE運営からの直接連絡は無く、
のっとり犯が削除したのかLINE運営側が削除したのかは不明確です。
できればLINE運営側に対応内容の連絡頂けると嬉しいですね。
ちなみにLINEアプリはiPhoneとパソコンとも現状では削除済です。
LINEアカウントのっとりされた対処手順まとめ
もしLINEアカウントが乗っ取られたら上記の手順をやられるといいかと思います。手順を簡単にまとめると以下になります。
- LINEアカウントにログインできるか確認する
- ログインできたらパスワードをすぐに変更する
- LINE運営にアカウント乗っ取られた報告をする
- 必要に応じて警察に通報
有料スタンプだったりの課金内容等はアカウント共に飛んでしまいますが、
社会的信用を失うことを考えたら背に腹は変えられません。
また、可能であればSNSなどで自分のLINEアカウントが乗っ取られたと拡散するのがいいです。
少しでも情報拡散しておくことにより、被害を少なくできます。
現時点でLINEアカウントのパスワードが他のSNSや無料ブログなどと同じだとしたら、
すぐにパスワードを個別のものに変更しておくことをおすすめします。
はてな等のアカウント不正アクセス報告があったり、
他のサービスから流出したIDパスワードで他サービスにアタックかけることも
日常的に行われているのです。
LINEアカウント乗っ取り被害の実体験まとめ
LINEアカウントを乗っ取られたことにより、本当に長い夜となりました。これまで蓄積された電話帳登録が莫大なこともあり、
本当にたくさんの方にご迷惑をお掛けしました。
本当に申し訳ありません。
今日2014年6月30日現在、
実際にWEBマネーを購入してシリアルナンバーを送ってしまったという方は
現時点では話を聞いていませんが、もし僕のLINE経由でそんな事にあわれた方ましたら、
取り急ぎ連絡いただければと思います。
既に今回の案件は警察に通報済みなので。
今回のLINEのっとり詐欺を体験して、いくつか思ったことは以下です。
- LINE運営の対応が遅い 今現在も直接返信等がないので、仮にアカウント削除をLINE側がやっていたとしても
- WEBマネー詐欺の立件がしづらい 警察で聞きましたが、WEBマネーはお金の騙し取り詐欺として立件しにくいそうです。
- 犯行は手動で行われていて日本語が変 僕の友人知人がメッセージ返すとそれを読んで返事が返ってきたそうです。
- LINEアカウントのっとられたら本当に大変 のっとられた方の社会的な信用も失墜しますし、
できれば状況を連絡するのが必要かと思います。
内容が内容なので、至急対応していく企業努力が必要だと思いました。
そもそもLINE自体のセキュリティは惰弱性が高いサービスで、
知りもしない電話番号の新ユーザー等が普通に表示されます。
サービスインフラを提供する企業として改善努力は必要です。
現実的な問題も色々あると思いますが、警察機関がそういう規則に縛られて
職務を全うできないのはいかがなものかと思いました。
今回僕の対応をしてくれた巡査部長はとても好意的だったのでよかったですが、
はやくこのようなサイバー犯罪に対応する手段を確立しないと、
次の大きな事件がやってくると思います。
手動で誰かが考えてメッセージを返信しているということです。
ちなみにその文面は日本語として変だったそうです。
普段からLINEでコミュニケーションとっている相手からは総スカンされます。
そんなに面識ない相手には、あやしい詐欺的メールを送りまくるので、
危険人物として思われて敬遠されていきます。
周囲がこのような情報に疎い状況だとしたら、
本当にWEBマネーを犯人に送ってしまう場合も想定されます。
声を大にして言える方ならまだ被害を訴えられますが、多くの方はそうもいきません。
ただ信用を失い、実害もうけて泣き寝入りする状況になるので、
とにかくセキュリティを気をつけていきましょう。
今後このLINEアカウント乗っ取り詐欺はどんどん巧妙化していくと思います。
とにかくパスワードを変更して気をつけていきましょう。
LINE乗っ取り詐欺メールにも漢達が立ち向かっていった
今回のLINE乗っ取り犯は手動で送ってきています。このような極ノーマルな返し方もあれば…
LINE乗っ取り犯にとことん挑戦していく漢もいます。
やはり挑戦し続けることが男の宿命ですね。
特に上記のような約束はしていませんが、また飲みに行きましょう!
ご迷惑をお掛けして本当にすいませんでした!
今回の記事はいかがだったでしょう?
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