弾道ミサイル 政府間協議で厳重抗議へ6月30日 12時29分
政府は北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことを受けて、30日午前、NSC=国家安全保障会議の4大臣会合を総理大臣官邸で開き、北朝鮮との政府間協議を1日に予定どおり開催し、厳重に抗議することなどを確認しました。
総理大臣官邸で開かれたNSC=国家安全保障会議の4大臣会合には、安倍総理大臣、麻生副総理兼財務大臣、菅官房長官、小野寺防衛大臣、古屋拉致問題担当大臣らが出席しました。
この中では、29日の朝、北朝鮮が朝鮮半島の東岸から複数の弾道ミサイルを日本海に向けて発射したことを受けて、今後の対応を協議しました。
そして、北朝鮮との政府間協議を1日に予定どおり中国・北京で開催し、今回の弾道ミサイルの発射も取り上げ、厳重に抗議することなどを確認しました。
これに関連して、菅官房長官は午前の記者会見で、北朝鮮との政府間協議について「拉致問題という人道上極めて重要な問題を扱う場であるとともに、安全保障上の懸念も取り上げることができる機会であり、予定どおり実施し、今回のミサイル発射もしっかり取り上げる」と述べました。
また、菅官房長官は、記者団が「アメリカや韓国との協調が乱れるという懸念もあると思うが」と質問したのに対し、「それは当たらない。政府間協議に際して、両国と連携を取りながらしっかり取り組んでいる」と述べました。
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