長年の懸案だった農協改革は、安倍晋三政権の規制改革論議で前進したのか、それとも骨抜きになったのか――。政府が出した結論をめぐり、評価が大きく分かれている。焦点だった全国農業協同組合中央会(JA全中)の制度廃止が、農協と農林族議員の激しい抵抗で見送りになったからだ。
■「廃止」が「新たな制度」に
「中央会制度は新たな制度に移行する」。政府は24日に閣議決定した規制改革実施計画で、JA全中を見直す方針…
最近の中国の経済運営には1つのパターンがある。政府が改革を掲げ、過剰な設備や債務を整理する。あおりを受けて投資が鈍り、景気の先行きに黄信号がともる。すると地方や企業の間でいつもの期待が高まり始める。…続き (6/2)
中国の習近平政権が無難な経済運営を続けている。金融ではデフォルト(債務の不履行)を認めて安易な投資を戒め、地方の無駄な建設プロジェクトは資金源を締め上げて見直しを迫る。だがもっとも肝心な改革が後退す…続き (4/28)
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