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「埼玉・加須うどん食べ歩き!」「埼玉、川島町はうどんが美味い」「埼玉、鬼うどん紀行」「埼玉のハーブうどん、『すったて』紀行」と、<埼玉は実はうどんが美味いシリーズ>をやってきたわけですが、調べたら、まだあった! 埼玉うどんの美味しい場所。いやあ深いぜ、埼玉うどんワールド。
桶川地方は昔から、冠婚葬祭などで、家庭で「手打ちうどん」が作られてきた文化があって、うどんで有名なんですって。うどん! 桶川うどん! 食べたい! > 個人サイト 日々の凧あげ通信アネックス 桶川駅について初めて、「桶川って、べに花で有名なんだ……」と知りました。すいません。埼玉出身者って、自分の住んでる地域以外のことって、あんまり知らないんですよね……。
今回は電車に乗って、市の巡回バス(1回乗車100円)を駆使し、食べ歩いてまいりました。気分はテレビ東京の旅番組、太川さんと蛭子さん。 今回はオール、バス移動。
埼玉でいちばん太いうどん!?まずは有名店、「大木うどん」へ。
大きくて立派な、大木うどん。
なんでも噂では、埼玉で一番太いうどんなんだとか。もっとも太いうどん! それだけでキャッチーです。そそられます。
でも奇をてらって作ったメニューではなく、なんと100年の歴史があるお店の、口コミで広まった一品なんだそうです。……なんでまた、100年かけて、太くなっちゃったんだろう。 しかし、埼玉は太い田舎うどんが、結構あるのですけれど、それを超える太さって一体、どんな状態なんだろう。 京都に「たわらや」って店があって、「一本うどん」という、太いうどんが有名だけど、それとどう違うのかしら。(ライター高瀬さんが、過去に行ってます。) 中に入ってみたら、お客様で満席、歴史のあるお店ですが、ファミレス感覚で使えるような、清潔で広いお店内でした。親子連れも多い。 テレビにも出たことがある有名店なので、お客さんはみな、「太いうどん、食べに行こー!」っていう感じで、レジャー感覚で来ているのかな?……と思ったんですが、よく見ると、あれ、みんな、太くないうどんを食べている? といっても、普通の店よりは太麺なんだけど。あれ……? バターうどん、麻婆うどん、なべうどんもかなり気になるが、今回は「もり」で。
油揚げ(60円)をつまみに、昼っからうどん屋さんで飲む。楽しいー。
もりうどん550円。
割り箸と比べて、太さ、わかりますか?
つゆにつけた状態。なんかもう……。
太いわあ。スイトンみたいな味がするのかな、
と思いながら、かじる。 ………え? か、かたい、想像の何倍もかたい! 噛み切るのに疲れるほどに。 しかし、噛み締めると、中心部の、粉っぽい部分が、インパクトのある味わい。「粉っぽいのが美味い」、なんて初めてだけど、そうなんだから仕方がない。ダイレクトに小麦粉の味がふうわり抜けていく。 噛まずに飲み込むと、「モチを飲む、変わった祭り」に参加しているような気持ちに。のどごし、いいですよ……。 ちなみに麺の本数は、一食分で4本でした。4本で構成されるうどん! クレイジー! こ、これは、、、、時々食べるならいいけど、しょっちゅう食べるのはキビシイ。近所に住んでて来るんだったら、やっぱり細麺食べちゃうかも、と思いました。 たまたまやってた紅花まつりを見学。
手打ちうどん屋さん情報が置いてあった! けれど、車でしか行けない距離だったので断念。
暑い中、ゆるキャラさん、おつかれさまです。
畑じゃなくても、公園の植え込みとか、ちょっとしたところに、べに花が咲いていた。
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