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登場、Ubuntu 14.04 LTS
すぐにLinuxを使い始められる、細かな機能強化で使い勝手が向上
Ubuntuとはどんな特徴を持つLinuxディストリビューションなのか、また最新版のUbuntu 14.04 LTSに新たに加わった機能にはどのようなものがあるのか紹介していきます。
Ubuntuは「世界で最も人気のあるディストリビューション」として知られるLinux環境です。WindowsやMac OS Xに慣れた人であればすぐにLinuxを使い始めて、オープンソースソフトウエアの大きな魅力に触れられます。
LibreOfficeやFirefoxのような各種ソフトウエアがあらかじめセットアップされているので、Ubuntu Desktopをインストールするだけで「すぐに生活できる」準備が整います。Debianから派生した多くのパッケージ資産と、Unity(デスクトップ環境)やbyobu(ターミナルを便利に使うためのTmux/GNU Screenラッパー)をはじめとするUbuntuの独自ソフトウエアによって、最初から快適な状態で使えます。
「初心者向け」以外の面も持つ
標準的なUbuntuのデスクトップを写真1、写真2に示しました。例えばこれを、「新版のWindowsです」と紹介しても、大きな違和感はないでしょう。使い始める際の試行錯誤も、従来版のWindowsを使っていたユーザーがWindows 8に慣れる場合と大差ありません。Linuxについてしばしば言われる、「黒い画面に白い文字だけが表示されるターミナルに、不思議なコマンドを入力して操作しないといけない」という事態は、Ubuntuでは“それほどは”起こりません。少なくとも、Windowsでレジストリーを編集する必然性に迫られる頻度に近づけるべく、開発側で努力が続けられています。
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