鹿児島県のニュース
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川内原発再稼動考えるシンポ
川内原子力発電所で運転再開の前提となる安全審査が進む中、専門家とともに運転再開の是非を考えるシンポジウムが、28日、鹿児島市で開かれました。
このシンポジウムは、川内原発の運転再開についてもっと多くの人に身近な問題として関心を持ってもらおうと県弁護士会などが開き、会場となった鹿児島市のホールには、130人あまりが集まりました。
シンポジウムでは法政大学で非常勤講師をつとめる上岡直見さんが、川内原発の30キロ圏の9つの市と町が策定した避難計画の実効性などについて講演しました。
上岡さんは、避難場所にはゲートボール場や公民館も含まれていると指摘したうえで、「人数を当てはめただけで、長期にわたる避難を想定していない。福島第一原発事故の教訓が生かされておらず、今の避難計画には実効性がない」と批判していました。
九州弁護士会連合会の森雅美理事長は、「川内原発の問題について弁護士会で結論を出すことはないが、シンポジウムなどを通じて市民に問題点を理解してもらったうえで、運転再開すべきかどうか考えてもらいたい」と話していました。
06月28日 18時22分